更新日: 2021年10月20日

【Frozen2(アナと雪の女王2) 感想・ネタばれ有あらすじ解説】エンタメ性は?エルサはアクションヒーロー派?騒動の元凶・力の起源は?環境テーマ?さまざまな疑問をチェック!

Frozen2(アナと雪の女王2) 感想・ネタばれ有あらすじ解説】エンタメ性は?エルサはアクションヒーロー派?騒動の元凶・力の起源は?環境テーマ?さまざまな疑問をチェック!

(*・ω・*)o
おつかれMGさん、Frozen2(アナと雪の女王2)が公開したね!前作がスマッシュヒットだっただけあって、レイトショーでもシネコン400席くらいの大シアターが9割埋まっていて、子ども連れのお客さんもいっぱいいたみたいだね!


(〃゚3゚〃)
ああ。それは俺もこの秋の話題作ってことでチェックしていた。もちろん前作もチェックしたぞ。視聴した感じだと、前作よりエンタメ性は減った&興行収益前作超えは難しいとはいえ、『万人向け感を少し取っ払った、バトルアクション&ヒューマンドラマ』みたいな印象を受けたな。主題歌のテーマ感は、少し日本の時流をはずした感じがあるが、熱くて良い感じな印象があった。


(*・ω・*)o
確かに、前作よりは『見る人を選ぶ感じ』みたいなのが感じられたね!この作品も、いつものように、このサイトでチェックしてみようよ!


(〃゚3゚〃)
そうだな。そんな感じで、今回の記事では前作が超スマッシュヒットだった『Frozen2(アナと雪の女王2)』をみていこうか。見終わったあと『エンタメ性は?エルサはアクションヒーロー派?騒動の元凶・力の起源は?環境テーマ?』みたいな疑問もでたから、これらに対する考察もつけていこう。


(*・ω・*)o
はいよ!よろしくね!


この記事の目次

映画・Frozen2(アナと雪の女王2)予告編/データ

■スタッフ
監督:クリス・バック
脚本:ジェニファー・リー
製作:ピーター・デル・ヴェッチョ
音楽:クリストフ・ベック

■キャスト
松たか子/イディナ・メンゼル(エルサ役)
神田沙也加/クリステン・ベル(アナ役)
原慎一郎/ジョナサン・グロフ(クリストフ役)
武内駿輔/ジョシュ・ギャッド(オラフ役)
吉田羊/エヴァン・レイチェル・ウッド(イドゥナ王妃役)
前田一世/アルフレッド・モリーナ(アグナル国王役)
松田賢二/スターリング・K・ブラウン(警備隊デスティン・マティアス役)

Frozen2(アナと雪の女王2)あらすじ1~プロローグ・アグナル前アレンデール国王の過去とは?そして、アレンデール国を襲う次の災厄とは?

(〃゚3゚〃)
では、今作では、前作のようにキャッチーさや話題性みたいな点では弱く、『対象年齢高め・旅の目的が内面的・過去エピソードを押さえていないと理解しにくい』みたいな点があるので、ポイントとなる点を押さえられるよう、あらすじをチェックしていこうか。


(*・ω・*)o
オーケー了解!
プロローグは、前作では船の沈没により亡くなっていた『アグナル前アレンデール国王&イドゥナ王妃(エルサとアナの両親)』が登場するよね。
ここでは、両親もまだ健在だったころの過去エピソード。当時から氷の呪文が使えたエルサは、氷の人形を魔法で作って、アナとお人形遊びするシーン。で、母親に『自分はどうして魔法が使えるのか?』という疑問を。父親の前アレンデール国王が、昔どういうことがあったかを説明してくれることに


(〃゚3゚〃)
アナは、『お人形で王子様とちゅっちゅ』とか『よだれ垂らして寝てる』みたいな点、ガキのときからまったく変わってないのな(笑)
あと、母親イドゥナ王妃のスカーフみたいなのも伏線になるな。


(*・ω・*)o
アグナル前アレンデール国王の話によると、『ノーサルドラ』っていう、炎とか水とか、自然のエレメント・精霊を操る民族がいたんだって。で、アナ&エルサのおじいさんの代のアレンデール国王が、ダムや橋を作って交流していたけど、突如争いが勃発。精霊がぶち切れて、その地を霧で閉ざしてしまったそう。エルサは、その話を聞いて『ノーサルドラの魔法の森』にヒントがあるって思ったんじゃないかな。
なお、アグナル前アレンデール国王はギリギリで脱出、先代がいなくなり、そのまま国王に即位ってみたいだよ。


(〃゚3゚〃)
若いころのアグナル前アレンデール国王、むっちゃスカした顔しとるな(笑)なお、霧で閉ざされた入り口の石碑にある模様は、それぞれ火・水・風・土みたいな自然のエレメントを表しているそうだ
『争いで霧に封印され国王失踪』『次の代は船で沈没』『その次の代の女王は国土を凍結』などと、アレンデール国は結構呪われてるんじゃねーのか(笑)


(*・ω・*)o
ほんと無茶苦茶な国だね(笑)
その後は、前作エンディングより、3年後のシーンから。エルサがもどってきてからは、しばらく平和が続いたみたい。しかし、エルサは突如『ah~ah~ah~』という変な歌声(しかもエルサにしか聞こえない)に悩まされることに。会合の最中も、寝ているときも、アナ・クリストフ・スヴェン・オラフと遊んでいるときも。
エルサがこの歌声が北のノーサルドラの魔法の森方面から聞こえてくることを突き止めると、自然エレメントの模様がついた氷の結晶が一面に降り注ぐよ。


(〃゚3゚〃)
この作品が『むっちゃミュージカル要素が強く感じられる』のは、単純に登場人物が歌って踊っているだけではなく、『この謎の歌声と、主題歌がリンクしている』からじゃねーかなと思う。
実際この『ah~ah~ah~』のフレーズは、主題歌『Into the Unknown』に、そのまま使われている。


(*・ω・*)o
キャッチーさは前作の『レリゴー』のほうが高いかもしれないけど、ストーリー上の歌フレーズを主題歌に使うのは良いアイデアだよね!
そして、エルサが歌声の調査をし始めると同時に、アレンデール国には異常が発生!火が消え、暴風が吹き荒れ、大地は波打つみたいに。国民は高台に非難することに。


(〃゚3゚〃)
やっぱりこうなるのか~(笑)
火とか暴風みたいなことから、たぶん自然界のエレメントの暴走と推測できるな。『映画フィフスエレメント』や『ゲームのファイナルファンタジーⅢ』あたりを押さえていると、非常に理解がしやすい。子ども向けかどうかは知らんけどな!


(*・ω・*)o
その後は、前作にも出ていた、トロール種族のパピーに状況を教えてもらうことに。『ダムの建設・開通式典で喧嘩を吹っかける・平和を破って精霊が暴走・ノーサルドラの民&現地にいたアレンデール王国民は霧に閉じ込められる』みたいな点は、幼いとき父親から聞いた点と一致。ただ、このままでは『未来が見えず、王国もどうなるかわからない』ことにより、エルサは『アナ・クリストフ・スヴェン・オラフ』とともに、調査および解決のため、霧に閉ざされたノーサルドラの魔法の森に向けて出発。


(〃゚3゚〃)
わりと小さい女の子とかも見に来ていたが、ゴルフ場やダムの建設でモメるのは大人の話題だろが(笑)
つーか、このパーティーで、RPGみたいな冒険して大丈夫かよ。今作では『クリストフが、かなりヘタレ化している』ので、がっつり戦える人員がエルサのみというのが心配である。


(*・ω・*)o
ファイアーエムブレムだったら機動力&パワーで最高クラスに強いはずなんだけど、クリストフさんどうしちゃったんだろうね。
恋にかまけてお留守になるのはダメだね(笑)


(〃゚3゚〃)
まったく、ディズニーともあろうお方が、キャラクターを糞改変するなんてな(笑)


Frozen2(アナと雪の女王2)あらすじ2~霧に覆われた未知の領域・ノーサルドラの魔法の森へ、荒ぶる精霊とのバトルでエルサ大活躍

(*・ω・*)o
そんな感じで、パーティは長旅のすえ、霧に覆われたノーサルドラの魔法の森入り口に到着。アナ&エルサは『絶対に守るよ』みたいな、前作同様のノリで約束を交わし、未知の領域へ。そこには、日本の秋みたいな森の風景が広がっていたよ。しかしすぐに、荒ぶる精霊たちの洗礼が


(〃゚3゚〃)
こういうシーンを見てわかるとおり、今作でも『エルサ&アナの、ガチなシスコン百合ップル具合』は健在である。しかし心理描写としては『こういうところに入り込む隙がなさ過ぎて、クリストフがヘタレ化している』みたいな解釈もできそうだ。


(*・ω・*)o
クリストフさん、結構愛されてるとおもうんだけどねー(笑)


VS風の精霊ゲイル・エルサが吹雪を放って竜巻を相殺

(*・ω・*)o
そんな感じで、ノーサルドラの魔法の森内では、荒ぶる精霊たちとバトルっぽい展開に。
風の精霊ゲイルはつむじ風や竜巻といった攻撃でパーティーを苦しめるけど、エルサが吹雪を放って竜巻を相殺


(〃゚3゚〃)
オラフよ、お前またバラバラになってんのな(笑)


VS地の精霊アースジャイアント・大きすぎるのでスルー、触らぬ神に祟りなし

(*・ω・*)o
こちらは地の精霊アースジャイアント。体が岩でできた巨人。この段階では、なるべく刺激せずにスルーで。


(〃゚3゚〃)
このパーティの戦力じゃムリだろ(笑)


VS火の精霊サラマンダー・エルサが凍結呪文で沈静化、実態はかわいいトカゲ

(*・ω・*)o
お次は火の精霊サラマンダーと対決。体が燃えている状態で、森の中を高速で移動するから、枯葉や木に引火して大変なことに。煙に巻かれそうになってピンチのアナは、クリストフ&スヴェンが機動力を活かして救助。
エルサが凍結呪文で火を消し動きを止めると、実態はかわいいトカゲであったことが判明。


(〃゚3゚〃)
いやー、ここら編おもしれーな。
主人公が『超パワー・炎・ビーム』などで戦うバトルアクションものは多いが、『主人公が冷凍系の能力で戦う』ってのは、かなり新鮮で通っぽい(笑)


Frozen2(アナと雪の女王2)あらすじ3~自身のルーツに関わる情報(母親がノーサルドラ出身)ゲット!エルサは単独で、両親が調査に向かっていたアートハランへ・ちょっとフィフスエレメントっぽい要素も

(*・ω・*)o
そんな感じで、敵対していた精霊をジャンプ漫画のごとく味方陣営に引き入れたエルサたちは、霧の中で30年以上いがみあいながらも生活していた、ノーサルドラの民とアレンデール親衛隊(爺さんの代)と遭遇
当初は『お前らなぜ魔法を使える?』と怪しまれていたものの、オラフが上手く説明して両陣営を納得させることに。

また、エルサが母親からもらったスカーフのエレメント柄から、『母イドゥナ王妃がノーサルドラ出身&アグナル前アレンデール国王を森から脱出させた人物』であることが明らかに。


(〃゚3゚〃)
オープニングのほうで、『風を操って宙に浮く少女を、少年時代のアグナル前アレンデール国王が見ている場面』というのがあるんだが、この子っぽいんだよな。こういった能力が母親由来だったと考えてもよさそうだ。


(*・ω・*)o
ああっ、確かにそういう子いた!
しかし、地の精霊アースジャイアントが活性化するので長居はできず出発、その後パーティーは海岸で両親が海難事故のとき乗っていた船を発見。
船内の『アートハラン(海の難所の向こうにあるフィヨルド状の地名)・水が過去の事柄を記憶することがある』みたいなメモをみて、凍結呪文で水を凍らせて、事故のときの両親の状況を確認。これにより『両親はエルサの力について、アートハランを調査しようとしていた』『声の発信源はアートハラン』と断定。
エルサは『どんなことがあっても一緒に行こう』というアナを、氷の船でオラフと一緒に送り返し、単身でアートハランに向かうことに。
妹を危ない目にあわせたくないなんて、むっちゃ良いお姉さんだね!


(〃゚3゚〃)
なお、俺たちのクリストフさんについてであるが、この時点では『ノーサルドラの青年と仲良くなって、アナにどのようにプロポーズしたらよいか相談している』という関係で、一時パーティーを離脱している(笑)


(*・ω・*)o
その後は、両親が克服できなかった海の難所へ挑戦。『海を凍らせて渡る』などの力技を披露し、馬の形をした荒ぶる水の精霊ノックを手懐け、アートハランの大洞窟へ。ここではイベント目白押しで、
『エルサが、5番目のエレメント能力に覚醒(ノーサルドラのおばあさんから、存在自体は知らされていた)』
『水の記憶で知った、騒動の元凶→おじいさんの代の国王が、精霊の力を恐れてノーサルドラに刃を向けた・ダムは友好ではなく、開発や自然破壊で精霊の力を抑えこむため』
といった感じ。
しかし5番目のエレメント能力はまだ不完全で、エルサは洞窟の奥底で凍り付いてしまうことに


(〃゚3゚〃)
ついにフィフスエレメントっぽくなってしまったな、ここら辺は完全にバトルアクションとかジャンプの漫画だな(笑)
両親はこの地に到達する前に命を落としたことから、謎の歌声の発信源は『精霊』であったのかと予測する。エレメント能力を持つものだけがわかるSOS信号みたいな感じな。
そして、ここに向かっていたということから、かーちゃんも気づいていた可能性が高い。


(*・ω・*)o
5番目の能力が『凍結』や『管理者』みたいな感じだね。
一方、戻されたアナ&オラフは、氷の船で探索を継続。そのさなか、洞窟に落ちてしまい、かつ『エルサが凍結してしまったので魔法力の供給が途切れてオラフ消滅』という絶体絶命の状況に。
しかしエルサから騒動の元凶みたいな魔法メッセージを受け取ったアナは、気持ちを奮い立たせ、谷をジャンプで越えて、ダム破壊作戦を決行することに。


(〃゚3゚〃)
ちなみにオラフ消滅シーンでは、せりふがミュージカルみたいに歌になっているのだが、吹き替え版アナ担当の神田沙也加の、泣きながら歌う演技が非常に上手い

映画ドラゴンヘッドを見たとき、妻夫木のび太は予想できたけど、神田沙也加がこっち方面で覚醒するのは予想できなかった(笑)


(*・ω・*)o
ドラゴンヘッド16年前だよ、覚えてる人いるかな~(笑)


(〃゚3゚〃)

****warning!ネタバレ警告!****

****warning!ネタバレ警告!****

なお、以下には物語の結末にかかわる、重要なネタバレが含まれるぞ。

劇場版をまだ見ていない・自分で見て知りたい、などの場合は、ブラウザバックで戻って、見おわってから読んでくれ。


(*・ω・*)o

よろしくお願いしますね!

以下ネタバレ・感想含みます。


映画Frozen2(アナと雪の女王2)の結末は?・アレンデール国は水没したの?

(*・ω・*)o
そんな感じで、アナはダムに戻って破壊作戦をスタート。内容は『地の精霊アースジャイアントを挑発して投石させ、それで破壊』という無謀極まりない内容。『実はじいさんの代の国王がやらかしていた』ということを知ったアレンデール親衛隊も、盾を叩いてアースジャイアントをおびき寄せることに協力。
アナは森の中からアースジャイアントのおびき寄せに。踏み潰されそうになるギリギリのところで、投石活動で異変を察知したクリストフさんが救助に登場。


(〃゚3゚〃)
クリストフは、ほとんどのシーンでヘタレ化していただけに、ここは熱かったよな!
この甲斐もあってアナは上手く離脱&ダム破壊も成功するわけだ。

『アレンデール王都が水没するか』って?アナ雪を好きなやつが、そんな心配をするわけがないだろう(笑)


(*・ω・*)o
大方の予想通り(笑)、ダムが破壊されてエレメント能力が安定したエルサが復活。水の精霊に乗って高速移動し、洪水が到達する前にアレンデール王都に先回り。凍結呪文で川を凍らせて、洪水が王都に到達しないように処置。
アレンデール国も救われつつ、ノーサルドラ民も久しぶりに青空を見ることができてハッピー!
消滅していたオラフも、『水が記憶しているもの』を呪文で凍らせて実体化させることにより復活。キメせりふは『僕ハッピーエンド大好き』(笑)


(〃゚3゚〃)
むっちゃメタっぽいのを最後にぶち込んだな(笑)
なお王国の状況としては、『アレンデール国はアナ&クリストフに任せる』『エレメント能力を持つエルサは、ノーサルドラのリーダーに(強い&正しい判断ができるリーダーがいないと、じいさんのときみたいに悪者に付け入る隙ができる)』『エルサはアレンデール国女王やってたときよりのんびりしている』という状況だな。
別々になっても、交流は相変わらず続いているので、すべてを上手く回収したハッピーエンドといえるだろう。


関連記事

【映画ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(あらすじねたばれ含)】幻想的な風景&音楽、冒険・ハートフルなストーリーでおススメ
【映画Mr.&Mrs.スミス(ねたばれ含)】夫婦で敵対する殺し屋のスタイリッシュラブコメアクション!あらすじ&キャラ、ちょいセクシーなシーンも紹介
【映画ネバーエンディングストーリー(あらすじ ねたばれ含む)】一部のキャラも強烈・飛行シーンや曲が楽しい、定番アドベンチャー作品
【映画コーラスライン(あらすじ・ねたばれ含)】日本でもビールCM曲でおなじみ!人物や曲を詳しめにチェック
【映画キャノンボール(あらすじねたばれ含)】ストーリー雑(笑)クラシックカーのバトルや、ジャッキーチェン格闘・コメディを楽しむ映画