更新日: 2021年09月07日

映画・ロバと王女(あらすじネタバレ含む)紹介~『ロシュ恋』とスタッフ・キャストが一部被ってる、ツッコミ所有りミュージカル!

映画・ロバと王女(あらすじネタバレ含む)紹介~『ロシュ恋』とスタッフ・キャストが一部被ってる、ツッコミ所有りミュージカル!

(*・ω・*)o
おつかれMGさん、こないだ配信でフランスの映画『ロバと王女』を見てみたんだけど、どっかで見たキャスト・スタッフが多かったね~


(〃゚3゚〃)
確かに、見覚えはある感じだな。60~70年代のもジャック・ドゥミ監督の映画だと、『BGMミッシェル・ルグラン&主演カトリーヌ・ドヌーヴ』みたいなのが多いからな。ジャック・ペランはロシュ恋にもでてたから、見覚えある感じはするだろう。


(*・ω・*)o
そう、その人だ!
ちなみにツッコミ所も多かったから、今回はこれを見ていってみようよ。


(〃゚3゚〃)
だな、結構オチもヤバいみたいだからな(笑)


この記事の目次

映画・ロバと王女 予告編/データ

■スタッフ
原作:シャルル・ペロー(ロバの皮)
監督:ジャック・ドゥミ
製作:マグ・ボダール
音楽:ミシェル・ルグラン
ナレーター:ジャン・セルヴェ

■キャスト
カトリーヌ・ドヌーブ(王妃/王女(ロバの皮)役)
ジャン・マレー(王様役)
デルフィーヌ・セイリグ(リラの妖精役)
ジャック・ペラン(王子役)
ミシュリーヌ・プレール(赤の国の王妃役)
フェルナン・ルドゥー(赤の国の王役)

映画ロバと王女の登場人物は?

王の無茶振りや汚い部屋など悲惨?王女(演:カトリーヌ・ドヌーヴ)

(*・ω・*)o
王様の無茶振り(親子なのに結婚申し込まれる)により、ロバの皮をかぶって国から脱走・隣国で汚い部屋に住んで豚小屋で働くなど、わりと境遇か良くない感じのヒロイン。


(〃゚3゚〃)
ドレスの裾がはみ出ている二足歩行のロバとか、どう見ても不自然なのに、何でバレねえんだ(笑)


近親婚はやめましょう・王様(演ジャン・マレー)

(*・ω・*)o
作中に登場する、馬が青い方の国の王様。王妃が亡くなってしまったのは残念だけど、亡くなる間際の約束『王妃以上の女性じゃないと再婚しない』のせいで、該当者が実の娘だけになっちゃう、(ノ∀`)アチャーな状態の王様。


(〃゚3゚〃)
ある意味、遺言が呪いになってるよな。


体調不良が恋わずらいで良かったね・王子(演ジャック・ペラン)

(*・ω・*)o
王女が潜伏した、赤の国の王子様。作中で体調が悪くなるけど、医者の診断は『恋わずらい』。演じてるのは、ロシュ恋で『お絵描き好きな水兵マクサンス』を演じてた方だよね!引き続き、ヒロインといい感じになりそうで良かったね~!


(〃゚3゚〃)
『イケメン王子に気に入られて~』とか、ご都合主義が甚だしいような気もするが、70年代&古い童話(1695年リリース)が原作なので、まあこれは許容範囲だろうな。
また、貴族・王族であるが、『見た目で身分が低そうなひとにもきちんと会う』的なところはポイントだ。


そそのかし犯?リラの妖精(演デルフィーヌ・セイリグ)

(*・ω・*)o
王女の話し相手&そそのかし犯かな(笑)
『王様と結婚したくないから、無理難題をふっかけろ』というのは、彼女のアイデア。しかし小屋生活のときは、彼女の出してくれた魔法アイテムで助かるような面も。


(〃゚3゚〃)
この人、王様を『マジでやるわけないっしょ』って、ナメてたようなところはあるよな(笑)


後継者が必要な気持ちはわかるけど・・家臣の皆さん

(*・ω・*)o
王妃が亡くなった後、王様に『後継者が~』みたいな感じで迫る家臣たち。気持ちはわかるんだけどねぇ~


(〃゚3゚〃)
娘を女王として即位させれば早いんだが、『王位継承は男性王族優先』みたいなシステムのようだな。


殺されて毛皮になる必要あった?黄金を産むロバ

(*・ω・*)o
家畜としてというより、金品を産み出すので、財政に貢献していたかのようなロバ。作中では裏側がナイロンで、実際にロバが惨殺されたわけではないけど、無駄死にしてるような印象も


(〃゚3゚〃)
フォローすると『結婚を避けるため、絶対しないような無茶振りをすれば良い(妖精)』→『マジでやるとは思っていなかったので、脱出するしかない。ロバの毛皮を被ってバレないように脱出(王女)』みたいな流れはある。


(*・ω・*)o
実は王女がロバと交流があって、エンディングでも一緒にいたりすると、すっきりしそうだね。


(〃゚3゚〃)
ロバからしてみれば、とばっちり食らって毛皮にされただけのようだからな。


映画 ロバと王女のあらすじは?

オープニング~無茶振り結婚を避けるため、王女は国を脱出へ

(*・ω・*)o
では、あらすじ見ていきましょう。まずは、めっちゃ優雅な音楽に合わせて、絵本をめくるように導入
そして作中舞台となる青色の王国の描写。環境・政治的には落ち着いてる印象。


(〃゚3゚〃)
中世ヨーロッパ的な時代背景に合わせ、クラシックっぽいBGMで攻めてきたな。ミッシェル・ルグラン好きな方には嬉しいぞ。
昔のヨーロッパって結構血なまぐさいが、こういう小国もあったかもしれないな。


(*・ω・*)o
だよね。あとは、財政的にも貢献していると思われる、金貨を産むロバの件も。


(〃゚3゚〃)
モチーフ的には『黄金を産むガチョウ』みたいなのがあるかもしれんな。しかし、直接映していないが『ケツから金貨を出している』と思われるような描写は微妙だな(笑)


(*・ω・*)o
お店とかで使用したくないかも(笑)
しかし、ある日王妃が病気で亡くなってしまうんだね。最後の言葉が『私より美しい方がいたら再婚してください』。ある意味呪いの言葉。


(〃゚3゚〃)
もちろん『人格的にも美しい』ってのも入ってるんだよな?
外見で選ぶとか高校生の恋リアかよ(笑)


(*・ω・*)o
内面をあんまり見ない気はするけどね。そんな感じで、君主の跡継ぎにも関わるので、家臣たちは王の再婚相手探しに。写真だけで判定とか、土地ねらいの政略結婚とか。


(〃゚3゚〃)
あからさまに、登場キャストよりブスな肖像画は酷いが、ここら辺までは、ヨーロッパでも日本でも昔はあったよな。


(*・ω・*)o
原作ロバの皮が1600年代だもんね~。しかし王様、ある肖像画に『美しい』っていったけど、それ自分の娘だから(笑)


(〃゚3゚〃)
近親婚とか、すげぇ属性をぶち込んできたな(笑)


(*・ω・*)o
倫理的・生物学的に問題あるけどね~。
で、王女はリラの妖精に相談。『普通は親子で結婚しないっしょ』『無理難題ふっかけて条件つければOK』と提案。しかし、『色や形状が複雑なドレス』の条件は、職人に作らせてしまい、条件クリア。


(〃゚3゚〃)
王様は指示しただけだけどな(笑)妖精は『まさか、マジでやるとは思っていなかった』という感じだな。


(*・ω・*)o
そんな感じで王女は、妖精の入れ知恵もあり、さらに無理難題を。『黄金を産むロバの皮が欲しい』も、マジでロバを捌いて皮に。打つ手が無くなった王女を、妖精はロバ皮を被せて変装させ、馬車で隣国に脱出させることに


(〃゚3゚〃)
ロバ、何もしてないのに殺されてしまったな(涙)


(*・ω・*)o
ほんと、何も悪くないのにね。


王女は豚小屋で働き、汚い部屋生活・一方、隣国のイケメン王子に発見される展開も

(*・ω・*)o
妖精の手はずで脱出した王女は、隣国の豚小屋で働くことに。チーフっぽいおばさん、こき使う気満々。住居は森の中の汚いボロ小屋で、ニワトリとかも住み着いてる様子。


(〃゚3゚〃)
ニワトリはかわいいかもしれんが、むっちゃ臭そうな部屋だな(笑)


(*・ω・*)o
しかも、獣の皮を被って汚い部屋に住んでるせいで外見もぐちゃぐちゃになっており、付近の住民からの評判はすこぶる悪い様子。王族の優雅な暮らしから、一気に転落。


(〃゚3゚〃)
歌に乗せて軽いノリで言ってるけど、結構酷いこといわれているのな。


(*・ω・*)o
せめてお風呂には入れてあげて欲しいよね~。
その一方、隣国の王子は野外で宴の最中。なんかかったるそうな感じ。途中で抜け出して、森の中でボロ小屋を発見。中を覗いて見ると、妖精の魔法アイテムで着飾った王女がいて、鏡で王子を認知。『キャッ』みたいに隠れると、王子は帰宅。


(〃゚3゚〃)
覗くな、小学生かよ(笑)
ここら辺のプロット、ベタ過ぎてクソつまらないはずなんだが、キャストや監督・曲担当の力でそこそこ見れる感じになってるのがなんとも言えん。


(*・ω・*)o
日本の制作会社が芸能人つれてきて声優やらせて、このプロットでアニメだったら、むっちゃ叩かれそうだけどね(笑)
で、王女を見つけて浮かれモードの王子。豚小屋チーフに所在を確認し、歌で強烈な愛情を表現。お城に帰った後は、王族のくせに舞踏会にも出ず、ベッドにバタンキュー。


(〃゚3゚〃)
映画のロシュ恋見てた人は『またジャック・ペランに電波イケメン役やらせやがった』ってツッコむだろうな(笑)


(*・ω・*)o
そして、普通の作品なら重要イベントなのに、サックリと流される仮面舞踏会(笑)


(〃゚3゚〃)
これ、酒飲んでツッコミながら見たらめちゃめちゃ面白いかもな(笑)


(*・ω・*)o
そして、心配して来た母親の王妃に、『ロバの皮(王女)が作ったお菓子食べたい』みたいなお願いを。
これに応えたい王女は、自分の気持ちを伝えるために『パンケーキに自分の指輪を入れて贈る』というアイデアを実行。


(〃゚3゚〃)
カーチャン、息子を甘やかしてんな~
あと、むっちゃロマンティックなところに水を差す感じになるんだが、飲み込んでしまったらどうするんだろうな(笑)


(*・ω・*)o
手術して取り出す羽目になるんじゃない?(笑)
で、王女からもらったパンケーキを、大きいハンバーガーを食べる感じでかぶりついた王子。指輪を発見し、『国からの通知』という形で、『この指輪の持ち主を王子の結婚相手にする』と決定。


(〃゚3゚〃)
『居場所がわかるならさっさと連れてこいよ』ってなるが、『国からの正式な通知』という形をとって、『ボロ服の王女を連れて行くことに対してワンクッション置いた』と読み取れそうだ。
こういう時、俺たち一般市民は感情で動けるからラクだな!


(*・ω・*)o
『隣国の王女だった』って、まだ誰も知らないし、赤い国の王とか、反対しそうだもんね。


映画 ロバと王女の結末は?

(*・ω・*)o
そんな感じで、宮殿に国内の女性をあつめて、『誰が指輪がぴったりハマる持ち主か?』を調査。調査順には序列があり、貴族・侯爵家→メイド→そのほかという流れに。豚小屋作業員の王女は、必然的に最後に







(〃゚3゚〃)
おっさん的視点で大変申し訳ないが、この映画、『モブキャラのメイドも超かわいい』という特徴がある(笑)こういうところでも、ジャック・ドゥミ監督のセンスはずば抜けてるな!幼女から太ったオバチャンまで、非常にバリエーションあふれるキャラがそろっている点も見逃せない。


(*・ω・*)o
確かに、ヨーロッパの宮廷メイドってこともあり上品な感じするね~。
で、最後に王女と再会で結婚へ。


(〃゚3゚〃)
まぁ、ベッタベタの展開だったが、王道のハッピーエンドで良かったな。つーか、まだツッコミ所あるだろ?


(*・ω・*)o
あるね(笑)
最後は披露宴。近隣の小国の貴族たちが集まる中、王女の父である王様も登場。傍らには、入れ知恵しまくっていた、『リラの妖精』の姿も。


(〃゚3゚〃)
ヘリコプターとか、時代背景いつや(笑)
あと妖精、最初から王様狙ってて入れ知恵してたんじゃねーか?


(*・ω・*)o
確かに王女がいる状態だと、自分の方を振り向いてもらえないもんね。ライバルを遠ざけるなんて策士だね!


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