更新日: 2021年10月20日

映画イリュージョニストの登場人物&あらすじチェック!アリスちゃんはおつむの弱いダメ子なの?【ガチで大人向けな、切ない劇場アニメ】

映画イリュージョニストの登場人物&あらすじチェック!アリスちゃんはおつむの弱いダメ子なの?【ガチで大人向けな、切ない劇場アニメ】

(〃゚3゚〃)
あー、この歳になると、最近増えてるキラキラ青春系劇場アニメ映画がきつくなってくるな~(笑)


(*・ω・*)o
おつかれMGさん、それじゃ、ちょっと渋めの作品のお話しよ。こないだprimeで見た、『イリュージョニスト』って作品なんだけど。セリフが少ないから、気になる描写に、理解が追いつかないところはあったけど。


(〃゚3゚〃)
ちょうどいい、こないだジャック・タチの作品について調べていたからな。もちろんイリュージョニストもしってるぞ。
登場人物・あらすじは押さえてあるから、気になる部分・賛否両論な部分などもチェックしていくぜ。
『アリスちゃん、どうなの?』とか『タチチェフが持つ写真の少女の正体』なども踏まえて、登場人物・あらすじを見ていくぞ。


(*・ω・*)o
はいよ、よろしくね!


この記事の目次

映画・イリュージョニスト 予告編/データ

製作年:2010
公開年月日:2011/3/26

監督:シルヴァン・ショメ
脚本:シルヴァン・ショメ/ジャック・タチ
CV:ジャン=クロード・ドンダ、エルダ・ランキン
etc

映画イリュージョニスト・キャラクター紹介

タチシェフ(フランス人の老手品師)

(*・ω・*)o
最近増えているおじさん主人公的な感じだね~。巡業っていうか、ドサ回りの遠征パフォーマーって感じ。だけど勉強熱心で、収益が低いときには副業をがんばるなど、わりと現実的な感じかな。ちなみに名前から推測すると、ジャック・タチ監督と関係あるの?


(〃゚3゚〃)
原作脚本を書いたジャック・タチ監督の父親はロシア人らしく、ファミリーネームも『タチシェフ』っていうようだ。だから『本人が自分を元にした』『シルヴァン・ショメ監督が、主人公をタチ監督モデルにした』という2つの可能性が考えられる。
実際にジャック・タチ監督が出ている映画だと(プレイタイムやぼくの伯父さんなど)、こんな感じのオヤジが登場することが多い(笑)


アリス(タチチェフがスコットランドの居酒屋で出会う少女)

(*・ω・*)o
タチチェフがスコットランド遠征して仕事したとき、居酒屋で出会う少女ね。タチチェフの手品に感動しすぎたせいで、勝手についてくることになる、現代の言葉でいうと『押しかけ女房』みたいな感じかな(笑)
後半では容姿が一気に垢抜けてプリンセスみたいになるよね。


(〃゚3゚〃)
一部では、物語上の問題要素と思われてる面もあるな。さらに、下着姿で寝ていても、まったくセクシーさを感じないヒロインというのも非常に珍しい(笑)
『おっさんが若い女の子と交流し、女の子が成長して行く』みたいな、こういう描写は『マイ・フェアレディ』にもありそうだが、イライザは言語スキルや立ち振る舞いでも成長した。この子がどう成長できるかもポイントといえよう。


酔っ払いのオヤジ(酒場の仕事を依頼)

(*・ω・*)o
こちらの方は、タチチェフにお仕事を依頼してくれるおじさん。男性だけどスカートみたいな衣装を着ているのは、なんかの文化に関係あるの?


(〃゚3゚〃)
出会いはロンドンだったが、民族衣装キルト(男性もスカート)を着ていることから、スコットランド出身と考えられる。こいつ、ちょこちょこ出てくるけど、全編通して酔っ払っているな(笑)


道化師

(*・ω・*)o
クラウン・ピエロとも呼ばれるジョブで、彼はタチチェフのパフォーマー仲間。とはいえ、素顔は結構やつれたおじさん。時代的にパフォーマー一本は厳しそう。


(〃゚3゚〃)
なんでロールプレイングゲームみたいな紹介なんだよ(笑)この方、なんか路上で若者にボコられてるシーンあったぞ。オヤジ狩りって昔からあったんだな。


腹話術師

(*・ω・*)o
こちらもタチチェフのパフォーマー仲間だね。1960年くらいでも、わりと地味に見える感じのパフォーマー、人形もちょっとかわいくないな(笑)


(〃゚3゚〃)
珍しく厳しいな(笑)つーかこいつも路上で酒飲んで寝てるとか、わりとダメ系な匂いがするぞ


曲芸師

(*・ω・*)o
タチチェフのパフォーマー仲間。三人組。他パフォーマーとは違い、肉体的にも健康できびきびしてる感じ。滞在ホテルを去るときには、ちゃっかり別の仕事を見つけてるよ。


(〃゚3゚〃)
こいつら、現代社会に出しても、そこそこやっていけそうだな。


ホテルの向かいに住んでいるイケメン

(*・ω・*)o
全体的にやつれたおじさん多めの本作だけど、作中の基準ではイケメン枠みたいな若い男の子も登場。アリス&タチチェフが長期滞在するホテルの向かいに住んでいて、バルコニーで読書と知的な感じをアピール
こういうキャラをもうちょい増やさないから、女の子が劇場に来なくて、興行収入で苦戦したんだよ(笑)


(〃゚3゚〃)
そういう思想に行き着くことができず、顧客のニーズみたいなのも考えずに、自分ができたことだけに固執した結果が、あのパフォーマー達なんだよ。ただ、売れ線に走るとこの映画の良さが消えそうなところが皮肉だ(笑)
実際に、女の子なら、やつれたじじいの手品や腹話術より、イケメンとのデートや、容姿が良いバンドのライブ見てたほうが気分が良いだろうな・・・


着飾ったアリスを見つめる少女

(*・ω・*)o
ただのエキストラっぽいんだけど、印象的だったから紹介。なんかの暗喩だったりするのかな?


(〃゚3゚〃)
登場初期のアリスみたいな感じだな。『インフルエンサーに影響されて、ファッションとかに興味持っちゃいそう』な、そういう世界観にあこがれる一般人といったところだろうか。そういう点ではアリスも華やかな生活を見せるイリュージョニストだと解釈したぞ。


劇場支配人・仲介人など

(*・ω・*)o
エディンバラの劇場に出演することになったときに、握手や挨拶があった人たち。この人たちが劇場支配人・仲介人にあたるようだね。当時から、コネは重要だったみたいだね。


(〃゚3゚〃)
たしかにな。現代でもsnsや動画サイトで知名度を上げて、仕事を発注してくる層とつながるのは基本戦略だ。だが、この人たちは結構な割合でギャラをピンハネしてたぞ(笑)クラウドソーシングとかでも、ピンハネ率の高いところには注意だな(笑)


ロックバンド

(*・ω・*)o
ロンドンの劇場では、対バン形式でロックバンドと同日出演だったよね。そのときのバンドさん。なんか大人気みたいだったよ!


(〃゚3゚〃)
これはパフォーマーの世代交代をあらわしているかもな。タチチェフや道化師・腹話術師などが旧世代のパフォーマーとして注目されなくなるいっぽう、こういったロックバンドタイプのパフォーマーが頭角を現していく。この映画の時代から60年くらいたった2010~2020年くらいだと、ロックも旧世代のものと認識されそうだがな(笑)


(*・ω・*)o
確かに~。映画やドラマタイアップのバンドやアーティストなら知ってるけど、ロックバンドやロックのサブジャンルを調べたりとか、ライブハウスに通ったりとかはしないかも(笑)


ソフィー・タチチェフ(Sophie Tatischeff)

(*・ω・*)o
この作品では、タチチェフが劇場の控え室や電車のなかで、写真を眺めている描写がいくつかあったよね。写真のこの子のファミリーネームが『タチチェフ』っていうのがラストに判明するけど、手品師タチチェフの娘とか孫娘みたいな解釈になるのかな?


(〃゚3゚〃)
だろうな。実際にこの作品は『ジャック・タチ監督が娘に残した物語を映像化した作品』とされていて、ジャック・タチ監督の娘も『ソフィー』という。これで、『劇中のタチチェフは、ジャック・タチ監督をモデルにした人物で、故郷に残した娘をときどき思い出してる』というのが明確になった。
英語版wikipediaによるとソフィー・タチチェフ氏はクリエイターで、『父親の作品の映像編集やリメイクなどを行った』とされている。ジャック・タチ監督はパフォーマーから映画業界に乗り込んで生き残ったように、娘は裏方のクリエイターとして生き残ったようだ。


(*・ω・*)o
それを考えると、この物語はきちんと娘さんに届いていたのかもね。


映画イリュージョニストあらすじ1:手品師タチチェフ、いきなりクビ(笑)短期間でパリ・ロンドン・スコットランドとドサ回りの旅へ

(*・ω・*)o
物語は1959年のパリからスタート。タチチェフは劇場で手品師として活動していたよ。ある日の公演は、歌い手・ジャズバンドと対バンみたいな感じ。手品で使っていたうさぎが脱走し、次のライブをダメにしてしまったため、クビになりドサ回りの旅へ。次の行き先はいきなりロンドン。


(〃゚3゚〃)
おい、ここまで開始5分だぞ。早すぎるだろ(笑)まあ、これはうさぎの管理みたいな問題もあるわな。


(*・ω・*)o
そしてロンドンの劇場でも、対バン形式に。タイムテーブルではタチチェフの前が、劇場の三階席まで埋まるような超人気ロックバンド。お客さんをごっそり持って行かれたため、パリ公演より悲惨な、お客さんが2人だけという寂しい公演に


(〃゚3゚〃)
しかも客、おばあさんと孫みたいな感じの組だけなんだよな~。1950年代後半から1960年代にかけて、実際にビートルズを含むロックバンドが多数生まれたことから、若者はロックに行ってしまったんだよな。


(*・ω・*)o
しかし、チャンスは転がっているもので、野外パーティーで出会った酔っ払いの男性の紹介で仕事をゲット。鉄道や船を乗り継いで、スコットランドの片田舎へここらへんの風景の描写、めっちゃキレイ!


(〃゚3゚〃)
ストーリー的にはまだ序章なのに、風景の作画、むっちゃ気合入ってるよな。
モーターボート上で髪をなびかせてる、酔っ払いオヤジもちょっとカッコいいのがなんともいえん(笑)


映画イリュージョニストあらすじ2:居酒屋で出会った少女アリスとエディンバラへ。都会に誘惑されてる&手品を信じてるだけで、根は優しい良い子か?

(*・ω・*)o
やっとここで、当サイトとしても動向をチェックしたいキャラ、アリスちゃんが登場。タチチェフの次の現場はスコットランド片田舎の居酒屋で、ネットもない時代で娯楽も少なかったからか、手品も結構ウケた感じ。タチチェフは依頼者のおじさんとは仲良くなって海を見に行ったり、居酒屋で働いていたアリスちゃんに手品を個人的に見せて気に入られたり。
居酒屋現場最終日に、タチチェフは『アリスちゃんの靴のソールが剥がれていて躓いたのを見たので、ギャラで赤い靴を買い、手品で出してプレゼント』したよ。これが決定打となって、感動したアリスちゃんはタチチェフに勝手についてきてしまうことに


(〃゚3゚〃)
タチチェフは久々に仕事がうまくいったようだな。
しかし、ここで大きなツッコミどころができる。アリスは住み込み店員orオーナーの娘みたいな感じだと思うが『仕事や、一緒に住み込みで生活していた弟っぽい子を放置して出てきた』『タチチェフに船の運賃払わせた』などだ。言葉が通じないみたいな描写があるけど、英語やフランス語の話者じゃねーなたぶん(地域的にゲール語?)。


(*・ω・*)o
言語や地理などを調査して、舞台となった町をgoogleマップでつきとめることはできそうだね!遠いから聖地巡礼はいかないけどさ(笑)
で、タチチェフは次の現場であるエディンバラへ。ここでは、安めの長期滞在ホテルを拠点にホールでのショーの仕事をしていく感じに。
アリスちゃんは・・・華やかな都会に誘惑されちゃってるね(笑)


(〃゚3゚〃)
城が見える丘の風景とか良いな!観光ムービーとしても効果的かもしれん(笑)
あとアリスは・・・60年くらいとはいえテレビも無く、娯楽は飲み屋とかばっかりのところからいきなり都会に出たら、誘惑されてしまうのもしょうがねぇ気はするな。


(*・ω・*)o
そんな感じで、タチチェフの新天地でのお仕事開始。お客さんは・・・ロンドンのときよりは入っているかな(笑)
帰りはアリスちゃんと一緒。以前マジックで靴を出してもらっていたので(買ったとこは見てない)お昼に気になっていた、ブティックのショーウインドに飾ってあった白コートをおねだり。
タチチェフは後ほどコートを購入しておいて、『赤→白とコートが変わる手品でプレゼント』。これにはアリスちゃん大喜び。


(〃゚3゚〃)
ああ、一度ならず二度までも手品使ってしまったか。一瞬『高いな』って仕草を見せたのに。
おそらくこの子はおつむが弱いので、『ファッションアイテムのコストを知らない』『マジックで出せる、みたいなのを動物の刷り込み効果風に知った』って感じになってる。たぶんタチチェフは苦労するぞ~。


(*・ω・*)o
一緒に歩いてるときとか、部屋で食事しているときは歳の差夫婦みたいで落ち着いてるんだけどね,
この二人(笑)

さすがに新しい靴までおねだりされたときはタチチェフも危機感を覚えたのか、『魔法使いじゃないぞ』としっかり教えることに。そして、副業でガソリンスタンドもやることに。


(〃゚3゚〃)
タチチェフはパフォーマーの誇りもあって、『金ねえからダメな』って言えなかったんだろうな~。んで、老体に鞭打って副業に、きついぞ。


(*・ω・*)o
なんだかんだいって優しいタチチェフは白いパンプスを用意しとくんだけど、これは控え室に入ってきたアリスちゃんが発見。しかし、以前の赤い靴をそのままぶん投げていってしまったので、それを見てタチチェフは頭を抱えてしまうよ。で、夜は副業(しかもトランクの中身をぶちまけて失敗)。
朝方には、なぜか腹話術師が食材をもって来て、『シチュー作ってくれ』と。彼女も物欲が激しい&配慮が足りないだけで基本優しいので、答えは『yes』で。


(〃゚3゚〃)
アリス、お前パンプスでは上手く歩けてなくて、車に惹かれそうになってんじゃん(笑)
だが落ちぶれパフォーマーにも優しい&居酒屋勤務だけあって料理が得意なのは高ポイントだな!


(*・ω・*)o
このシチューは腹話術師や、上の階の道化師にも差し入れに。道化師は酒を飲んで首吊り自殺を図ろうとしていたものの、シチューを食べて生きる気力を回復
タチチェフの心配ごとであった『レシピ本みたいに、うさぎ肉使ってるってことは、まさか手品用のうさぎ食ったか?』も、うさぎが出てきたことにより解決。二人で楽しくお食事に


(〃゚3゚〃)
結果として一名救ったので、ファインプレーといえそうだな!
また、お食事や家事のシーンなどでは、わりとアリスは良い表情をしているな。他サイトのレビューには無い視点だが、まさか『旦那さんと普通の生活』みたいなのにも憧れていたのか?!


(*・ω・*)o
タチチェフがそっち方面で考えてくれない限り、それもイリュージョンになっちゃうけどね(笑)


映画イリュージョニストあらすじ3:季節チェンジ&環境と仕事もチェンジ・知り合いがいなくなり、忙しい&ストレスフルなタチチェフにかまってもらえない、孤独なアリスの前にイケメン登場

(*・ω・*)o
そんな感じで、生活はカツカツだったけど、二人は冬を越すことができて春に。
長期滞在していたホテルでは、パフォーマー仲間の道化師・曲芸師などが次々に立ち去っていく状況に。しかし曲芸師だけは、新しい職場の名刺をお渡し。


(〃゚3゚〃)
これ自分も経験あるんだが、結構孤独を感じるぞ。『東京進出』とか『夢破れて地元に帰る』みたいな感じでな。


(*・ω・*)o
パフォーマー達は、夢破れてる方が多そうなのが切ないね。
で、完全に覚醒したアリスちゃんは、いつものように腕を組んで登場。タチチェフが劇場からギャラをもらってる間は小遣いもらって散策。なぜか一瞬不機嫌に。その後タチチェフは、中古屋に腹話術師の人形が売られていたのを発見


(〃゚3゚〃)
腹話術師、撤退しやがったな(笑)
あと、アリスが『ほっぺたつんつん』ってやった仕草の解釈がわかれそうだな


(*・ω・*)o
『キスして』だったのに、出てきたのが小銭だったら、そりゃムッとするよね、一回避けられてるしさ(笑)

で、タチチェフは曲芸師たちが働いている広告会社へ。不得意ジャンルだったけど、職場で手品やったのをディレクターに見られていたから、なんか変わりそう。
一方、アリスちゃんは腹話術師の部屋を尋ねる。腹話術師はすでに退去していて別の人が滞在中。すごく寂しそうな表情をするアリスちゃんが外を眺めると、となりのマンションで本を読んでるイケメンが!


(〃゚3゚〃)
アリス、結構へこんでるっぽいですね~。タチチェフは、物語上の設定上、恋愛面では絶対にアリスに行かないので、うまくフォローできれば、このイケメンにはチャンスがあるだろうな!


(*・ω・*)o
まあ、それが現実的だよね。
で、タチチェフは広告会社で新しい業務に従事。それが、『ショーウィンドウの中で手品をして商品を売る』。しかし、なぜか不機嫌でアリスちゃんが乱入してきたときは、冷たく追い返してしまうよ。帰り際も扱いがぞんざいというか雑に(小銭だけわたしてさっさと車で帰る)。


(〃゚3゚〃)
たぶん芸術家気質パフォーマーにあることだと思うが、タチチェフの目的は『手品で楽しんでもらって収益化』であって『他の商品のプロモーション』ではない。そこらへんで、やりたいことと思いっきりズレたことをさせられたために、ここまで機嫌が悪かったんだろうかと予想するな。
また、これらは急だったのでアリスに『仕事中は入ってくるなよ』って教える暇もなかったと思われる。


(*・ω・*)o
なるほどね~。
で、頼みの綱のタチチェフにもぞんざいに扱われてしまったアリスちゃんは、寂しくショッピングモールの中へ。アクセサリーをチェックしていると、となりのマンションのイケメンが声をかけてくれて、一緒にショッピングに。小銭しかないので買えなかったけど、デートを楽しんだ様子。


(〃゚3゚〃)
この男、異様にスムーズに声をかけたから、窓からこっそり見てて、アリスを認知していたとみたぞ。
その伏線は今のところないけど、劇中の一瞬目が合った程度では、街中で声をかけることはできないだろう(笑)


(*・ω・*)o
ストーカーっ気があるのかな(笑)
で、その夜は離島のおじさんにも再会したので、タチチェフはがっつり酔って帰ることに。アリスちゃんはデートでつかれて、部屋が散らかったまま寝ている感じ(たぶんタチチェフはこの時点で気づいてたかも)。次の日もあのイケメンとデートに。
タチチェフは、職場に電話して辞めることを報告して、相棒のうさぎを名残惜しそうになでるよ。


(〃゚3゚〃)
ここの字幕『おしまいにする』ってのが、彼の覚悟を物語っているようだな。珍しく泥酔したのも、やけくそだったんだろうな・・・


映画イリュージョニストあらすじ4:エディンバラ最終日・タチチェフの最終手品は?・そして、彼が見ていたイリュージョンとは?

(*・ω・*)o
そして、『やめます』といった最後の日。ショーウィンドウには、自分の代わりなんてすぐ見つかるもの
アリスちゃんはイケメンとデート。久々登場の腹話術師は、(アリスちゃんには声かけてる)パブで昼から飲んで路上で寝てる。タチチェフは、腹話術師の皿に餞別の金貨を置いていき、相棒のうさぎは野に帰すなど、ちゃくちゃくと準備を。
途中デート中のアリスちゃんとすれ違ったけど、とっさに隠れたのでバレてない!


(〃゚3゚〃)
ここで隠れたときの心理はというと、『(本当の親でないから)娘をよろしくお願いしますって言える立場じゃない』『計画がばれるとまずい』だろうな。


(*・ω・*)o
アリスちゃんの変化に気づいたり、辞める電話したりを、この前にしてたもんね!
夕方から雨が降り始め、傘をもたないバカップル(笑)が、ショーウィンドウで雨宿り中にキスしたりイチャイチャしてる間にも、タチチェフの最終マジックが発動!

その内容は『自 分 が 消 え る』ッ!!


(〃゚3゚〃)
おめぇ男だよ、最後までイリュージョニストを貫きやがったよ・・・


(*・ω・*)o
で、実は思いっきり涙をこらえていた肝心のアリスちゃんは、とりあえず一人じゃどうしようもないのでイケメンの元へ。なんかこの二人、ちょっと心配になる幕引きだわ~(笑)


(〃゚3゚〃)
だよな、結構雨降ってるのに(イケメンの家は隣のマンション)傘を持ってこない上に、通行人の邪魔になりまくってるからな(笑)ここはバカップル誕生を嘆いた人も多いだろう。


(*・ω・*)o
でも、タチチェフが取り返しにいくと、日本の少女まんがになっちゃうからね(笑)
彼はエディンバラから去る列車の中で、隣の席の女の子が落とした鉛筆を、手品で立派な鉛筆にすり替えようとしたけど・・・・
結局やめちゃった。あと、写真の女の子もここで判明したよね。


(〃゚3゚〃)
タチチェフは、手品に固執するのをやめたんだろうな。長年やってきたものを捨てるには非常に勇気がいる。この決断はあっぱれといえる。
そして、『イリュージョンをかけてたはずだった初老の男が、実は娘のイリュージョンをみていた』というひっくり返しオチ!


(*・ω・*)o
そのオチの最後を彩るのは・・・


(〃゚3゚〃)
スコットランドの酔っ払いオヤジ、お前かよ(笑)


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