更新日: 2021年09月07日

【映画 二人でお茶を(あらすじねたばれ含)】昔の映画って退屈?→主題歌が有名な上、尺の半分はダンスと歌で楽しめる!

【映画 二人でお茶を(あらすじねたばれ含)】昔の映画って退屈?→主題歌が有名な上、尺の半分はダンスと歌で楽しめる!

(*・ω・*)o
おつかれ~。youtubeでこないだショスタコーヴィチがアレンジした『Tea for Two』を聴いて、映画のほうも見てみたよ。
昔の映画は動きが少なくて退屈みたいな印象はあったけど、この作品は動きがあって楽しめたよ。


(〃゚3゚〃)
確かに、昔の映画の中では、『有名な曲がある』とか『ダンスなどが派手』みたいな理由で、相当とっつきやすい部類にはいると思うぞ。


(*・ω・*)o
ただ、日本の映画情報サイトとかだと、人物とか設定みたいなのがあまり出てこなくて苦戦したところはあるけどね~。


(〃゚3゚〃)
流石にネットが普及するずっと昔、1950年の作品だからな。とはいえ、こちらでもある程度情報は押さえてある。今回は映画・二人でお茶を(Tea for Two )について、『人物・キーとなる言動やルール・あらすじ』などを確認していってみるか。


(*・ω・*)o
いいね、それあると助かる。よろしく!


この記事の目次

映画・二人でお茶を(Tea for Two ) /データ

◆スタッフ
監督:デヴィッド・バトラー
製作:ウィリアム・ジェイコブス
脚本:ハリー・クローク
音楽:ヴィンセント・ユーマンス

◆キャスト
ドリス・デイ(ナネット役)
ゴードン・マクレー(ジミー役)
ジーン・ネルソン(トミー・トレーナー役)
ビリー・デウルフ(ラリー・ブレア役)
S.Z.サカル(叔父マックス ブルームハウス役)
ビル・グッドウィン(弁護士ウィリアム・アーリー役)
パトリス・ワイモア(歌い手ベアトリス役)
イヴ・アーデン(秘書ポーリーン役)

映画『二人でお茶を』の登場人物は?

アグレッシブな資産家令嬢・ナネット(演ドリス・デイ)

(*・ω・*)o
主人公の令嬢ナネットちゃん。叔父さんが投資家で金持ち・人生イージーモードみたいな感じはあるけど、そういうのに慢心せず『ダンスや歌を鍛えて舞台を目指す』『賭けを挑む』など、なかなかアグレッシブなポイントも。


(〃゚3゚〃)
まあ、時代背景的には、金持ちといえども油断できない状況だったわけだからな。株式が一瞬で紙屑みたいなことも、無いわけではない。攻め姿勢はポイントだ。


舞台のピアニスト・作曲家ジミー(演ゴードン・マクレー)

(*・ω・*)o
作中人物が取り組んでる舞台で、ピアノや作曲などを担当するミュージシャン。とはいえ、歌もダンディな感じでいけるマルチクリエイター。ナネットちゃんといい雰囲気に。


(〃゚3゚〃)
この映画が1950年、原作ミュージカルが1920年代なので、『そうとう昔から、舞台女優とピアニストのラブコメはあった』と言えるな。ラ・ラ・ランドはここら辺もパロっていると予想される。


超テク!舞台ダンスインストラクター・トミー(演ジーン・ネルソン)

(*・ω・*)o
作中で稽古している舞台の、ダンスレッスンを担当されている方。ラブコメ展開にはあまり絡まないけど、階段でタップダンスとか、超テクニックのダンスを披露


(〃゚3゚〃)
リリース年的には『二人でお茶を』のほうが先だが、『Singin’ in the Rain』でいうと『コズモ』みたいなポジションといえるな。昔のミュージカル映画って、ダンスうまい奴が多いよな(笑)


憎めない中年男性キャラ・マックス叔父さん(演S.Z.サカル)

(*・ω・*)o
資産家・コミカルなネタっぽいキャラ。賭けに負けさせようと誘導尋問するようなシーンも。


(〃゚3゚〃)
オープニングでは、作中メインの時系列より未来で、マックス叔父さんが子供たちに『恐慌時代はヤバかった』みたいな語りをするところから本編が始まるようだな。


金づる扱い?プロデューサー・ブレア(演ビリー・デウルフ)

(*・ω・*)o
作中舞台のプロデューサー。ただし恐慌時代だけあって資金が不足しており、出資のためにスポンサーやナネットにはうまいことばっかり言うような、二枚舌な面も。


(〃゚3゚〃)
それでいて団員への態度はわりと悪いからな(笑)


恐慌時代でも安定?弁護士アーリー(演ビル・グッドウィン)

(*・ω・*)o
マックスおじさんの担当弁護士。時代が時代だったけど、あまりダメージは受けていない様子。マックスおじさんに投資のアドバイスをするような場面も。


(〃゚3゚〃)
マックス&この方のやり取りは、わりとテンポが良くて楽しめるな。


ブレアお仕置き役?歌い手ベアトリス(演 パトリス・ワイモア)

(*・ω・*)o
舞台のエース歌い手みたいな印象だけど、ナネットとパフォーマンス・ラブコメでライバルって感じではないかな。
どっちかっていうと、ブレアをやっつけてる印象が(笑)


(〃゚3゚〃)
性格はややキツめだが、ブレアやっつけで相殺して、印象は悪くないな(笑)


秘書&監視役 ポーリーン(演イヴ・アーデン)

(*・ω・*)o
ナネット&マックスおじさんの秘書兼お手伝いみたいな女性。賭けの監視みたいな役目も。


(〃゚3゚〃)
実は物語をクライマックスで動かすポイントもあるからな。彼女がキーになっているな。


映画『二人でお茶を』で押さえておきたいルール~賭け(48時間の間、noとだけ言う・yesと言ったら負け)

(*・ω・*)o
この作品は物語のキーになる『マックスおじさんとナネットちゃんの賭け』があったよね。
48時間の間、noとだけ言う・yesと言ったら負け・勝ったら25000ドルを、舞台に出資してもらえる』みたいな。ミュージカルのタイトルもそんな感じだったよね。


(〃゚3゚〃)
原作は『No, No, Nanette』ってミュージカルだったな。ぶっちゃけ、映画のタイトルもこっちの方が適切な気はするがな(笑)


(*・ω・*)o
二人でお茶を飲んでるシーンが、キーになったりもしないしね。アイデアは弁護士さんだっけ?


(〃゚3゚〃)
投資でマックスが損失を出したとき、弁護士から『君もたまにはノーというんだ』って話をされた件だな。このことをナネットに話したところ、賭けを思いついたようだな。


映画 『二人でお茶を』のあらすじは?

マックスおじさんの語りからスタート・ダンスレッスンから出資話へ

(*・ω・*)o
ではそんな感じで、人物・ルールを押さえたら、あらすじをみていってみましょう。まずは子供たちが両親の昔着ていたドレスを着てダンスパーティしているシーン。そこにマックス叔父さんが帰ってきて、『恐慌時代はヤバかったんだぞ』って語りだすシーンからスタート。


(〃゚3゚〃)
この時点では、メイン時系列より未来だが、だれの子供かは明言されていないようだな。『パパとママ』としか言っていない。


(*・ω・*)o
最後まで見てわかるって仕掛けかぁ~。
その後はメインの時系列(冒頭より過去)へ。マックス叔父さんは株投資で損失を出して、アーリー弁護士から説教(国債にしとけ)。
一方舞台を目指すナネットは、ピアノ担当ジミー・ダンス担当トミーとレッスン中。舞台プロデューサーのブレアにはわりとキツめの態度ね。あと、ここでも派手なタップダンスが楽しめるよ。


(〃゚3゚〃)
ココだけ見ると『なんでブレアにはキツいの?』という疑問がわいてくるが、少し見ていくと納得できるようになっている。わりとクソ人格キャラだからな彼は(笑)


(*・ω・*)o
その後、一行は劇場へ。プロデューサーブレアは、スポンサーにプレゼンしつつ、パフォーマンスを見てもらう感じだね。『もうかります、信用してください』って言ってるけど、無いよね(笑)
パフォーマンスはベアトリスの歌や、インストラクター・トミーの、これまた派手なダンス。


(〃゚3゚〃)
『下に人が複数いる状態を、全部側宙でこえる』みたいな、アクロバティックな技も見れるな!


(*・ω・*)o
難しそうだね~。
で、ブレアさん。ベアトリスには『ナネット肩入れは、金のため』みたいに言ってるのに、ナネットにも媚びる態度をとっているので嫌われ気味(笑)


(〃゚3゚〃)
誰かが聞いているかもとか、思わないんだな彼は(笑)
ここまでのクソ二枚舌キャラ、今の映画でもなかなかいねぇぞ。


(*・ω・*)o
さらには、一度拒絶されているにも関わらず、ナネットのおうち(豪邸)に向かって、ピアノ担当ジミーに『身内が病気みたいなことにして、同情させろ』みたいに、クソっぷりを存分に発揮(笑)


(〃゚3゚〃)
ジミーは真面目なので、この誘いには乗らないぞ。クソはブレアだけだ(笑)


ナネット・賭けで勝ったら25000ドルの話をつけることに・しかし『no』としか言えず意思疎通に苦戦

(*・ω・*)o
そんなわけでナネット宅にきた3人。ここでピアノを弾きながら歌うのが『二人でお茶を』。しかしブレアさんは『あれはつまらん』とコキおろし。さらに、身内同情話も勝手に話す始末。とはいえ、楽しく歌ったナネットは出資する気に。


(〃゚3゚〃)
『主役は君』って、また二枚舌つかいやがったのかこいつは笑


(*・ω・*)o
あいかわらずブレないね~。ブレアなのに(笑)
一方、マックス叔父さんのところでは損失額がまだ計算できていないとはいえ、ナネットの『48時間noとしか言わなければ25000ドル出資』の賭けに乗ることに。判定チェックは秘書のポーリーンが担当。
しかし、『負債の保証人になりますか』にも『no』としか言えないので、意思疎通に苦戦


(〃゚3゚〃)
スポンサー帰ってるしな(笑)
ここらへんから、言動に矛盾が出てくるから、まわりが『?』ってなってくるんだよな。視聴者も、事前の設定を押さえとかないと『?』となるかもな。


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そのあとは(劇場追い出しで)、ナネットのうちで稽古できることに。ここはダンスシーン。ブレアさん、じつはダンス上手いね!


(〃゚3゚〃)
チャールストンステップとか、パリピダンス・ドラムンベースに合わせるようなステップもでてくるので、ダンス好きな人は、ここら辺楽しいとおもうぞ。


(*・ω・*)o
そして、歌レッスンで、イイ雰囲気になっていくナネットちゃんとジミー


(〃゚3゚〃)
後ろに監視役がいるじゃねーか(笑)


(*・ω・*)o
さらに、スポンサーがいなくなったにもかかわらず、調子に乗ってるブレアさん。誠意のない発言が多かったので、ジミーに怒られて・・・


(〃゚3゚〃)
『ビー』は、ベアトリスだな。メンバーに伝えてないとか最悪だな(笑)


(*・ω・*)o
大丈夫、お仕置きがあるから。劇団の女の子とイチャイチャしているブレアさん。様子をかぎつけたベアトリスさんに見つかってしまい、プールに叩き落し(笑)


(〃゚3゚〃)
プロデューサーが連絡とかきちんとしなくてどーする(笑)


マックス叔父さんの追撃で、ジミーが去るなどピンチに・賭けの期限をクリアしてもさらにピンチ

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まあブレアさんは黙っていても自爆しそうな感じはしてきたけど(笑)、こんどは賭けに負けたくないマックス叔父さんの追撃。イイ感じになっていたジミーの歌に対して『歌いたいか?』と、noと答えたら破滅しそうな鬼畜質問


(〃゚3゚〃)
きたねぇな、このジジイ(笑)


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出資したくない気持ちはわかるけど、確かにきたない印象はあるよね~。
ナネットも、『noとはいうけど態度でyesと示す』みたいな感じで対応。『たばこ吸う?→no→だけど受け取る』みたいなね。


(〃゚3゚〃)
ここでも、裏にマックスがいて、監視しているんだよな。ナネットはちょっと、うまい対応したな。


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でも、質問によっては対処しにくいものもあるよね~。
マックス叔父さんは、ジミーがガチ目にナネットをフォローしていたのを見ていたので、『好きなのか?』『本人にきいてみろ』と、noと言ったらいろいろ壊れそうなやりとりを誘導。
案の定、ジミーさんは離脱。


(〃゚3゚〃)
『俺のこと好き→no』が、目に見えているな。この状態で好意を伝えられるのはツンデレだけだ(笑)
恋愛映画ではよくある、『一回離れる』みたいなシーンだな。


(*・ω・*)o
とはいえ、『yesと言わずに約束の期限を迎えた』ナネットさん、この笑顔。


(〃゚3゚〃)
めっちゃニコニコしてるがな(笑)


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でもこの喜びは長く続かないよね。
突然、弁護士のアーリーさんより、イヤな報告。内容は『マックス叔父さんは国債に投資していなかったので資産がガッツリ減っており、投資は不可能』というもの。さすがのプロデューサー・ブレアさんもキレて契約破棄


(〃゚3゚〃)
この件のメリットはただ一つだな、アホなプロデューサーを追い払うことができただな(笑)


映画『二人でお茶を』の結末は?(ねたばれ含む)

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とはいえ、なんも策がないわけではなかったよ。ダンスが上手いうえに頭もキレるトミーさん。ポーリーンさんとの会話で『この不況時にも儲けている奴がいる』と。ポーリーンさんはさっそく弁護士アーリーさんのところへ。


(〃゚3゚〃)
70年前だからな~。2021年現在では、弁護士の数も増えているから、ここまでうまくは行かんだろうな。


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そだね!で、ポーリーンさんは見え透いた色仕掛け&ゴマすり・転ぶなどの芝居でアーリーさんに急接近。出資してもらうことに成功。


(〃゚3゚〃)
お前、明らかに前半とキャラが違うんだよ(笑)


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そんな感じで、アーリーさんpresentsにより、ミュージカル『ノー・ノー・ナネット』は開演できることに。客席にはそのあと仲良くなって結婚することになったアーリーさん&ポーリーンさんも。


(〃゚3゚〃)
この二人、あまりフラグは無かったんだが恋愛描写はわりと雑だな、この映画(笑)


(*・ω・*)o
少女漫画原作の日本の恋愛アニメ映画でも、もうちょいしっかり描写するよね(笑)
そして、しれっと戻ってきて、ステージで歌っているジミーさん


(〃゚3゚〃)
こいつが戻ってくる経緯もほぼ描写されていないので、いろいろ想像・考察できる余地はあるとはいえるな。


(*・ω・*)o
『と、いうお話でした』と、冒頭のマックス叔父さんが語るシーンに。ここで、帰ってきたパパとママが、ナネットちゃん&ジミーさんであったことが発覚。最後に、『家族で幸せに暮らしましょう』みたいなワンフレーズを歌ってエンド。


(〃゚3゚〃)
恋愛描写などはいろいろと雑だったが(笑)、曲や派手なダンス・コミカルなキャラで楽しめる映画だったな。


(*・ω・*)o
コミカルなキャラといえば、オチはこの人・ブレアさん。二人を送ってきたタクシーのドライバーやっていて、捨て台詞(笑)


(〃゚3゚〃)
プロデューサー辞めて無職かと思ったら、お前もちゃんと仕事しているじゃねえか(笑)


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