更新日: 2021年09月07日

【映画 アデル、ブルーは熱い色・ねたばれあらすじチェック】テーマは百合以外にも?実はかみ合わない点も押さえよう

【映画 アデル、ブルーは熱い色・ねたばれあらすじチェック】テーマは百合以外にも?実はかみ合わない点も押さえよう

(*・ω・*)o
おつかれー、先日はgyaoで配信されていた映画『アデル、ブルーは熱い色』っていうのを見てみたよ。ヤバそうなシーンはカットされているバージョンだったから、サイトの記事に使えそう?


(〃゚3゚〃)
フル版だと百合エロシーンがっつり盛っている作品だったな。配信カット版のほうが、サイトの運営上は広告を剥がされないから助かるぞ(笑)ただ、百合以外にもテーマにしている部分がありそうだな。


(*・ω・*)o
微妙にアデルちゃん、品が無いとか、伏線めいたものはあったね。そこらへんも見ていってみようよ。


(〃゚3゚〃)
おうよ、周りの環境なども合わせてツッコんでいくぞ。


この記事の目次

映画『アデル、ブルーは熱い色』 予告編/データ

■スタッフetc
監督:アブデラティフ・ケシシュ
脚本:アブデラティフ・ケシシュ
脚本:ガリア・ラクロワ
原作:ジュリー・マロ(ブルーは熱い色)
撮影:ソファニ・エル・ファニ
配給:ワイルド・バンチ
エンディング曲:El Timba(Hermano)

■キャスト
アデル・エグザルホプロス(アデル 役)
レア・セドゥ(エマ 役)
サリム・ケシゥシュ(サミール 役)
モナ・ヴァルラヴェン(リーズ 役)
ジェレミー・ラウールト(トマ 役)
アルマ・ホドロフスキー(ベアトリス 役)
サンドール・ファンテック(ヴァランタン 役)

映画『アデル、ブルーは熱い色』の登場人物は?

実は育ちが悪い?(ノ∀`)アチャーなヒロイン・アデル(演:アデル・エグザルホプロス)

(*・ω・*)o
ちゃんと見てみると、わりと痛いヒロインであることが発覚。監督の指示とはいえ、役柄名も本名と一緒のアデルになっちゃったアデル・エグザルホプロスさんは、『もうこういう役やりたくねぇ』って言ったとか言わないとか。この映画には何回か時系列が移動するところがあって、職業は『学生→幼稚園教諭』のようだね。


(〃゚3゚〃)
たしか原作コミック版では『クレモンティーヌ』って名前があったのにな。痛いキャラにした上に、本名で演じさせるとは、アブデラティフ・ケシシュ監督は鬼畜中の鬼畜である(笑)


(*・ω・*)o
痛いといえば、演出・脚本上のことなんで仕方ないんだけど、この子食べ方がめっちゃ汚いのね。パスタ食べた後、ナイフとフォークをベロベロ舐めるとか。


(〃゚3゚〃)
交流をゼロにしようとは思わないが、『一緒に食事』は遠慮したいな(笑)


実はしっかり者・エマ(演:レア・セドゥ)

(*・ω・*)o
もう一人の主人公。日本人的な感性でみると、青く染めためっちゃ派手な頭してるけど、実はしっかり者はこちら。職業は美術大生→アーティストみたいな感じかな。作品制作だけではなく、作品売り込み・人脈づくり・個展などの企画も。実はアデルちゃんにもコンテンツ発信活動をしてもらいたかったみたいだよ。


(〃゚3゚〃)
そういうところから、既に食い違ってんのな(笑)
救いはそこまで押し付けなかったところだろうか。日本においても、『仕事から帰ったらパチンコしてさっさと寝たい』的な方に、『社会の問題を解決する起業』や『クリエイターになることを強要』したところで、いきなり話しても、話が通じるわけがない。


保守的でお堅い?アデル両親

(*・ω・*)o
個人的にこの作品のポイントは、主人公二人の環境かな。アデルちゃんのお母さんは、エマさんの絵などの活動に少し興味を持っている様子。ただ、『彼氏いるの』等の質問から、百合恋愛関係は話していないと想定。お父さんは『絵で食えるの?』みたいな発言も。


(〃゚3゚〃)
百合恋愛しているって言ったら文句言ってきそうなおっさんだな(笑)
しかし、個展や売り込みを計画しつつ、『絵画でなくグラフィック・就職口がある』などと躱すエマはさすがである


わりとオープンな感じ・エマ両親

(*・ω・*)o
それに反して、エマさん両親はわりとオープンな感じ。料理やワインのこだわりのほか、『この子わたしのガールフレンド』的に紹介しても、特に気にしていないとか。


(〃゚3゚〃)
パルムドールを取れた理由は、百合エロシーンの過激さではなく、属するコミュニティや環境によって~みたいなところがありそうだな。


エマのお仕事パートナー・リーズ(演:モナ・ヴァルラヴェン)

(*・ω・*)o
パーティに来ていたけど、エマさんとは昔から知り合いの様子。のちに、一緒に絵の仕事を行うパートナーにも。途中妊娠しているようだけど、その子の父親は不明かな。情報は海外wikiとかにはありそう。


(〃゚3゚〃)
お仕事スタイルとか価値観とかは、こっちの方が合いそうだな。


アデルを気にかけている?サミール(演:サリム・ケシゥシュ)

(*・ω・*)o
アデルちゃんがパーティで会う男性。俳優をやっているけど、後半は不動産屋に。


(〃゚3゚〃)
やけにアデルを気にかけている様子だな。パスタ食っているシーンでは、作中で一番会話が弾んでいるような印象だな。


アデルの元カレ・トマ(演:ジェレミー・ラウールト)

(*・ω・*)o
高校時代にしか出てこないチョイキャラ。ハードロックをやっていて、音楽レーベル作りたいらしいんだけど、アデルちゃんに『ハードロックだけはダメ』といわれてしまったり、デート中にアデルちゃんがすれ違ったエマさんに心を奪われてしまうので、交際が続くわけなし(笑)


(〃゚3゚〃)
お互い良く知らんうちに付き合って、『実は合わない』みたいなこと、若い時の恋愛にはありすぎだろ(笑)こういうカップル、街でよく見るぞ。


アデルをバーに呼んだ友達・ヴァランタン(演:サンドール・ファンテック)

(*・ω・*)o
同性愛の方が利用するバーにアデルちゃんを連れて行った友達。彼と他男性キャラのBL展開は確認できなかったので、妄想・薄い本でご対応ください。


(〃゚3゚〃)
需要あんのか?


そんな気なかったのに!アデル友人ベアトリス(演:アルマ・ホドロフスキー)

(*・ω・*)o
こちらはアデルちゃんの高校の友人の方。放課後、アデルちゃんに『あんたも可愛いわよ、赤くなって~』みたいなニュアンスでキスしたら、次の日二人きりになったとき本気で絡まれたので困惑する様子。


(〃゚3゚〃)
さすがにアデルがガチで百合だとは想定していなかったようだな。相手の立場を尊重しつつ『そういう気はない』ときちんということも大切だろう。


アデルの職場の同僚・アントワーヌ(演:バンジャマン・シクスー)

(*・ω・*)o
アデルちゃん社会人時代に登場する同僚の方。勤務先はたぶん幼稚園だと思うんだけど、仕事中にアデルちゃんをナンパ(笑)


(〃゚3゚〃)
仕事しろ(笑)


映画『アデル、ブルーは熱い色』のあらすじは?

アデルの日常シーン、彼氏と別れたりしつつ、すれ違って一目ぼれのエマに出会うまで

(*・ω・*)o
まずは学園日常シーンみたいなところ。オープニングは通学シーンね。アデルちゃんの学校の描写。『トマさんがお前のこと気にしてるよ』みたいな恋バナとか、おうちに帰って食事シーンとか。肝心のトマさんとは、バスで隣に座ったときに会話が発生し、交流がスタートする感じかな。


(〃゚3゚〃)
こいつ、しょっちゅうパスタ食ってるな(笑)
なお、アデルにはあんまリその気がなく、トマも外見だけで気になっているような印象だったな。


(*・ω・*)o
で、トマさんはそれが縁で、アデルちゃんをデートに誘うことに成功。しかし、アデルちゃんは街ですれ違った青い髪の女性・エマさんが気になってデート中はずっと上の空。コースは外でケバブ食べたりとか映画を見たりとか。どのくらいエマさんがのことが気になったいたかっていうと、夜中に思い出して自慰行為するレベルで(笑)


(〃゚3゚〃)
序盤からちょこちょこエロいシーンをぶっこんでいるようだが、いかんせん食い方が汚いせいか、まったくムラムラしない(笑)
指はきちんと拭きなさい(笑)


(*・ω・*)o
ほんとに、この行儀の悪さは(笑)
そして、トマさんとエッチしても、まったくテンションの上がらないアデルちゃん。お話しの末お別れ。ここまで登場から15分(笑)あとはおうちでスニッカーズ食べながら泣いているシーンとか、抗議デモに言っているシーンとか。授業とかね。このほか、ヴァランタンさんに相談しているシーンもあったよ。


(〃゚3゚〃)
雑な映画と言われるシャークネードシリーズでも、サブキャラにもうちょっと華持たせるぞ。ほんとに何もしないまま終わったな、トマは(笑)


(*・ω・*)o
そういうバトル展開無いからね、この映画(笑)
そしてここからは、ガンガン百合展開。まずは、たばこ休憩(フランスでは法律上はOK)での、友人・ベアトリスさんとの会話。『アリスって美人ね~。あんたも負けてないわよ。』みたいなことを言われて照れているアデルさんに、軽めにキス。


(〃゚3゚〃)
『キマシタワー 』と言いたいところだが、ベアトリス的には、内気な友達をからかいつつも褒めてる感じのニュアンスにとれるな。


(*・ω・*)o
そうだね、でもアデルちゃん側はそうでなかったみたい。
次の日、お手洗いでベアトリスさんにあったとき、『おはよう』って言ってもらった時のこと。二人っきりだったのでムラムラしてキスしちゃうみたいな展開。ベアトリスさんにはそういう気は無し。


(〃゚3゚〃)
しかし、こんな状況になっても私たちの友情は変わらないって言ってくれるベアトリス、少ないまとも枠だな。


(*・ω・*)o
ベアトリスさん、もうチョイ出してもらってもいいと思うんだけどね~。
で、凹んでたアデルちゃんの様子を察した友人のヴァランタンさん、彼女を同性愛の方向けバーに連れ出し。ここできょろきょろしていたあでるちゃんに、エマさんが話しかけて身の上話開始。ただ、最初から会話がかみ合っていないみたいな懸念も。


(〃゚3゚〃)
『なぜ美術というか?醜いものだってある(ア)』『醜い芸術は存在しない(エ)』みたいなところとかそうだな。見た目は汚いかもしれんが、作品の意図がわかると良く見えてくることはあるかもしれん。


(*・ω・*)o
まあ、そんな感じで、微妙に会話がかみ合わないアデルちゃん。事前にエマさんに学校のことを話していたので、放課後に遭遇。ここでは公園のベンチで談話しつつ、アデルちゃんをモデルにスケッチを。


(〃゚3゚〃)
エマのミスは、ここで『モデルお願いします』みたいに言っとかなかったことだな。
アデルが入れ込んでめんどくさくなるというか。


(*・ω・*)o
いや、彼女にはたぶん『モデルだけお願いします』と言って線引きしようとしても無駄な気するよ(笑)
で、そのことを学校で指摘され、ムキになってキレるアデルちゃん。一部の友達はフォローしてくれているのが救いかな。


(〃゚3゚〃)
その否定、逆効果(笑)
これは『まわりに同性愛への偏見が多い』という形で、エマ環境と対比になっているといえそうだ


アデル・エマと交際開始&年代ジャンプで社会人へ・将来的なヴィジョンのずれも

(*・ω・*)o
そんな感じでアデルちゃん、エマさんと交際スタート。美術館巡りや野外ランチの描写。アデルちゃんは美術館ではダルそう(全体的にアートに興味ない)、『ハムの皮も全部食べる』『牡蠣は嫌い・鼻くそみたい(エマは牡蠣・甲殻類は好き)』などと、序盤から『このカップル大丈夫か』と心配になる感じ。


(〃゚3゚〃)
食い物を鼻くそに例えるな!汚ぇんだけど(笑)


(*・ω・*)o
ほんとこの子下品(笑)
季節は巡って秋かな。公園でイチャイチャとか、エマさんの家で食事とか。エマさんのお父さん(ただし親が再婚・アートの才能は前の父親から引き継いだみたいな話)が、せっかく選んできたものは嫌いなものだった、みたいなオチ(笑)
そして、アデルちゃんの18歳バースデー描写。学校では居心地が悪くなっていたけど、一部の友達は出席してくれているみたいだよ。


(〃゚3゚〃)
アデルの家で、同級生と誕生パーティしたときにかかる曲が、予告編などでもおなじみの『I Follow Rivers ( Lykke Li )』だな。ピアノが爽やかな曲だが、歌詞を読む限りだと、ちょっと愛情が重い感じだな(笑)


(*・ω・*)o
後半ねたばれになるけど、だから主題歌みたいに使われてるのかもね(笑)
その後はアデルちゃん宅で、エマさんも呼んで食事。またパスタ(笑)
『絵で食えるの?』みたいな余計な心配をされつつ、夜はこっそり二人でメイクラブ。配信版なんで、ここばっさりカットね(笑)


(〃゚3゚〃)
人によっては、『エロシーン長すぎてダルい』という意見もあるようだな。そもそも主題はそこじゃないのに、メディアがそういう面ばっかり取り上げたのも、この映画にとっては不運だな。


(*・ω・*)o
そしてここで年代ジャンプ発生かな。
二人は同棲していて、エマさん→アーティスト・アデルちゃん→幼稚園教諭みたいな感じで仕事。エマさんはアデルちゃんをモデルに作品制作なども。
アデルちゃん職場の同僚・アントワーヌさんは、仕事中に彼女をナンパするけど無理でした。なぜなら、エマさんの個展の記念パーティーがあるからです。ここではエマさんとリーズさんが仲良くて、ちょっとやきもき。他の人とは話が合わないけど、サミールさんとは、大衆向け映画の話題で話が合いそう。


(〃゚3゚〃)
パーティの中で『エゴン・シーレ知ってるか?』『私はクリムトのほうが好きだけど(クリムトはシーレの師匠)』(ただしアデルはまったくついていけない)みたいな会話があるが、エマはエゴン・シーレみたいな真似もしている可能性はあるな。彼は実際に、家に女の子を住ませて、絵のモデルにしていたという話がある。


(*・ω・*)o
シーレはアート系の人じゃなくても『ジョジョの奇妙な冒険』好きな方なら、知っている可能性高いね。
で、パーティの終了後、やっぱり居心地悪かったアデルちゃん。エマさんは彼女に、詩を作ったり好きなことをしてほしいんだけど、『一緒に生活しているほうが幸せ』みたいな感じで、将来のヴィジョンにズレが。エマさんも仕事が忙しくなって、家を留守にすることが増えていったよ。


(〃゚3゚〃)
アデルはちょっと恋人に依存している面が多いようだな。エマも彼女相手では深い話がしにくいと考えられそうだ。


寂しくなったアデル、アントワーヌと仲良くしているのがバレて破局&同棲解消・しかし引きずっているような面も

(*・ω・*)o
そんな感じで寂しくなったアデルちゃん。同僚のアントワーヌさんと遊びに行ったりするように(会話から判定すると一緒に寝た、ような面も)。帰りに車で送ってもらって、社内でキスしていたのをエマさんに見られてしまうよ。これにはエマさんブチ切れて、アデルさんを追い出す形に。


(〃゚3゚〃)
エマがアデルを放置していたのも悪い気はするが、初期のほうから合わなくて、追い出したかったんじゃねーかな。やはり体の相性だけで選んではいかん。


(*・ω・*)o
そして、しばらくたっても引きずっているアデルちゃん。具体的には青い服ばっか着たり、海に体を委ねたり、はじめてデートしたベンチで黄昏たりといった感じ。別れて久々にエマさんに会うときも青い服。彼女は時間がたってリーズさんと付き合うようになったので、『触って』の要望も、『別の人がいるからできない』と拒否。


(〃゚3゚〃)
ここらへんすげぇ痛々しいわ。


映画・アデル、ブルーは熱い色の結末は?(ねたばれ)

*ねたばれ含みます。

(*・ω・*)o
それでは、映画『アデル、ブルーは熱い色』の結末を見ていってみましょう。おそらくはアーティストとして成功をつかみつつあるエマさんは、個展を開くことに。アデルちゃんは青い服でキメて行くことに
アート興味ないなら、行かなきゃいいのに(笑)


(〃゚3゚〃)
『ワンチャンあったら~』感を減らすなら、別の服の色にすべきだな(笑)
エマは青い頭は中盤でやめているのに、こいつはまだ幻想を見ているかもしれないな。


(*・ω・*)o
で、個展ではエマさんにちょっと挨拶。以前面識があったサミールさんともちょっと会話。アデルちゃんは自分をモデルにした作品もあるけど、特に見ないで、そのままひとりで帰宅。サミールさんが、『アデルちゃんどこいった?』って探すような感じでスタッフロールへ。


(〃゚3゚〃)
ううむ、エマ視点では結構ハッピーエンド感が強いな。クリエイター系なら、こちらに共感してしまいそうだ。アデル視点ではかなり痛々しいバッドエンドだが、サミールをほんのちょっと出したのが、希望がある感じか。


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