おつかれMGさん、こないだ見た映画ゼロキス(午前0時、キスしに来てよ)、べったべたなラブコメスイーツ映画かと思いきや、いろいろ変化球があって楽しかったよね。
確かにな。『非常に知名度が高いくせに、映画界ではコメディ担当の印象が強かった橋本環奈がラブコメヒロイン』とか、『あえて菅田将暉や山崎賢人を出さない』みたいな変化球キャスティング、ってのは感じたぞ。
原作キャラは、わりと王道な少女マンガキャラだったのに、今回の実写版はキャスティングでテイストを変えてきたとは思ったな~。
そのほかにも、『主人公が俳優という設定を使った、CMなどの劇中劇』や『La La Land/デミアン・チャゼルの逆張りを狙ったような超王道展開』も見られたぞ。そういった面にも触れつつ、今回は『映画ゼロキス(午前0時、キスしに来てよ)』を見ていってみようか!
はいよ~、よろしくね!
この記事の目次
映画・午前0時、キスしに来てよ 予告編/データ
■スタッフ
監督:新城毅彦
原作:みきもと凜(講談社「別冊フレンド」連載)
脚本:大北はるか
音楽:林イグネル小百合
主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE「One in a Million -奇跡の夜に-」
■キャスト
片寄涼太(綾瀬楓役)
橋本環奈(花澤日奈々役)
眞栄田郷敦(浜辺彰・あーちゃん役)
八木アリサ(内田柊役)
岡崎紗絵(磯山光役)
酒井若菜(母親・花澤陽子役)
遠藤憲一(高橋茂雄役)
■原作コミックサイト
http://betsufure.net/
■映画オフィシャル
https://www.0kiss.jp
映画・『午前0時、キスしに来てよ』の登場人物・キャストは?
属性盛りすぎjk 花澤日奈々(演:橋本環奈)
まずは女性主人公の方、日奈々。属性としては、『真面目・いつも勉強してる・昔ピアノやってた・実は恋愛映画とか好き・むっつり(おうちデートで映画・エッチなシーンもしっかり見てる)・シンデレラとか小さい妹に読み聞かせたりしてるけど、実は王子様が現れるみたいな展開も好き』って感じかな。
この映画では『芸能界勢力・一般人勢力』の二つの勢力が出てくるが、どう考えても『芸能界勢力のほうが影が薄い』(笑)
その理由の1つが、橋本環奈演じる日奈々だ。属性盛りすぎな上、キャストの中で一番知名度があるエースが、地味なJK役をやっているからな。
良い意味でミスキャストな感じもするね!
そのほか、セリフに『私ハラ出てるし、松ぼっくり体型だし、なんで私なんですか(綾瀬の元カノがモデルっぽい感じだったから)』みたいな自虐的なものが出てくるけど、これは衣装が悪いね。厚手のぴったり目ニットカーディガンだと、体型カバーできないよ。
お前、実際に松ぼっくりみたいな服着ていただろが(例:キングダム・河了貂)(笑)
尻フェチな売れっ子俳優・綾瀬楓(演:片寄涼太)
そして男性主人公のほうは、綾瀬さん。昔、結構売れているアイドルグループから俳優に転身した方。劇中にでてくるCMでは爽やかイケメン俳優みたいな扱いをされているけど、プライベートでは『アニメの女の子フィギュアのお尻を眺めて喜んでる・ロケ地の学校のベランダからチアリーディング部見てる』とか、変な一面も。
実際に存在したグループとかだと、SMAPとかV6あたりくらいのウケ方なのかなーという印象。最近だと趣味志向も多様化しているからね。
『学校へ行こう』とか、当時の若者はむっちゃ見ていたからな!
で、片寄涼太の所属グループが『GENERATIONS from EXILE TRIBE』ってのも問題がある。ヤンキーや若者・パリピ・EDM系DJの間では、GENERATIONS from EXILE TRIBEは圧倒的に知名度が高い。しかし俺たちのような一般ピープルの間では、橋本環奈のほうが知名度が上である。よって、『誰や』みたいなツッコミが発生しやすい(笑)
とはいえ、菅田将暉や山崎賢人だと『またお前か』となるので、結構変化球なキャスティングといえるだろう。
製作委員会は、そういうツッコミどころを狙ったんですかね(笑)
幼馴染イケメンあーちゃん・浜辺彰(演:眞栄田郷敦)
日奈々の幼馴染の男の子・原作コミックではバンド系だったけど、映画版では実家の花屋の従業員という形に変更。日奈々に、たまにお店を手伝ってもらうこともあるようだよ。
どうみてもこっちのほうが男性主人公っぽい雰囲気だな。なんで一般人役のほうが印象が強いのか(笑)
しかし、物語の結末にかかわる起点になったりと、影のMVPともいえるだろうな!
誕生会で、(恋愛のライバル的な出会い方だったけど)綾瀬さんと接点を作っておいたのは、上手かったと思うな!
世話焼き友人(生徒会副会長)・るんちゃんこと磯山光(演:岡崎紗絵)
こちらも日奈々のお友達。あーちゃんとも仲良し。ギャルっぽい感じだけど、生徒会副会長。勉強ばかりしている日奈々を恋愛面で気にかけてくれる存在。学校が映画のロケ場所になったとき、生徒会にエキストラ依頼が来て、そのとき日奈々を引っ張り出すので、ある意味物語の起点に。
岡崎紗絵はモデル活動が中心と思っていたが、わりとReLIFEとか映画も出てるのな。脳漿炸裂ガールが映画デビューってのがすげー意外だが。
また、学園ものジャンルでは、堅物なイメージが強い生徒会。しかしこの映画では、あえてギャルっぽい感じの子を副会長にキャスティング。また変化球ぶんなげやがった(笑)
ギャル生徒会も、それはそれで楽しそうだけどね。
芸能プロダクションマネージャー茂ちゃん・高橋茂雄(演:遠藤憲一)
コミック原作ではダンディな感じだった綾瀬さんのマネージャーも、遠藤憲一さんが演じたせいで、わりとコミカルなおっさんキャラに。スポンサーやメディア意向なども踏まえて厳しい発言もするけど、なんだかんだいって世話を焼いちゃう良いマネージャー。
橋本環奈とこの方がでてくれたおかげで『イケメン&美女だけのよくある、クローズドなキラキラスイーツラブコメ映画』感が薄れ、多様性・エンタメ姓が高まった感じがする。
つーか、現実世界では『マネージャーが世話焼きなのは、実は橋本環奈の方』みたいなイメージがある。
そういえばそうだ(笑)
実は引きずっている綾瀬の元カノ・内田柊(演:八木アリサ)
劇中では綾瀬さんの元カノも登場!こちらも芸能界勢力でモデル・女優という設定。ドラマ競演などをきっかけによりを戻そうと、日奈々をけん制したり、高そうなバーでアプローチしたりと行動!
とはいえ、綾瀬さんの気持ちが完全に日奈々の方に向いていたから、当て馬にしかならなかったな。この作品の芸能界勢力は、どうしてこうも影が薄いのか(笑)
instagramやtik tok・youtubeなどで知名度を上げる一般人が増えてきたから、相対的に芸能界勢力が落ちてるんだよ(笑)
日奈々の母親・花澤陽子(演:酒井若菜)
スキャンダルのニュースで、娘になにがあったか気づいちゃう、するどいお母さん。普段は夫婦で洋食店を運営しており、仕込みも朝早いので、日奈々が妹の面倒をみたり家事をしたりすることが多い印象。
『どう見ても高校生~二十歳くらいの娘がいるようには見えん』が、実は日奈々が養子なのであまり問題がなかったりする。
原作・映画どちらとも、養子だったって設定は一定だったね。
ミスリード演出に使われる 人気アイドルグループFANNY BONEのみなさん
そして、綾瀬さんが昔所属していたグループ・FANNY BONEのみなさん。どうやら綾瀬さんとは確執があるような印象だけど・・・
物語序盤では(意図的に情報を省いて)『綾瀬が俺らを裏切りやがった』みたいに受け取られるようになっているが、実はこれがミスリードだったりする。その事情は(綾瀬が隠していた症状など)後半に明らかになり、『キレている理由も実は違う』のだが、いかんせんこの人たちもちょっと影が薄いのは難点だ(笑)
もうやめてあげて!この映画の芸能界勢力のライフはゼロよ!
ゼロキスだけにな(笑)
映画ゼロキス(午前0時、キスしに来てよ)オープニングシークエンス・有名ブランドを使ったCM演出と、優等生JKの規則正しい生活の対比
そんな感じで、登場人物をおさえた後は、さっそく映画のあらすじを確認していってみましょう!まずはオープニングシークエンス。
綾瀬さんがカフェバーで働いていて、しょっちゅうコーラ(スポンサーがたぶんコカコーラ)を頼む女の子がお客さんで登場。季節が進むたび仲良くなって、喧嘩別れして、再開して和解みたいな映像を、洋楽っぽいBGMにのせて。
このパート、初見だと洋画見たいでカッコいいんだが、なんか不自然なんだよな。映画のサイトでみた雰囲気とはまったく異なっていて。
そう、不自然なのが当然。実は、『綾瀬さんが出ているコカコーラのCMを、クラスの女子高生がスマホの動画サイトで見てた』ってオチ。これで『綾瀬さんは有名ブランドCM起用されるレベルの俳優』という刷り込み完了。そうでもしないと勝てないからね(笑)
そういう効果も狙ったんだな、非常にテクニカルな構成だ!しかし若者がターゲットの映画で『いかにもバブル期の広告代理店が作りました的な雰囲気のCM』は、またもや変化球投げすぎだろ。『さわやかテイスティ』とか言ってたころかよみたいな(笑)
最近のコカコーラ動画CMは、Little Glee Monsterのウィンターリボンボトルだったもんね。
一方、日奈々パートは徹底して日常的に。『早起き・水やり・体操・朝食準備・妹を着替えさせて保育園に送る』みたいな流れ。
ごめん、一瞬彼女がカーチャンみたいに見えたわ(笑)
映画ゼロキス(午前0時、キスしに来てよ)あらすじ1~日奈々と綾瀬さんの出会い方、実は『映画』がポイント!
古くは『Singin’in the Rain(雨に唄えば)』や『ニューシネマ・パラダイス』、『ラストアクションヒーロー』や『ファイアパンチ』みたいなヒーローものでも映画がポイントになったけど、実はゼロキスにもこの傾向が!
おい、ファイアパンチだけずいぶんベクトル違うな(笑)
確かに映画を撮影するシーンはあったが。
ゼロキスの場合は、『日奈々の通っている学校が、映画のロケ地になる』という状況に。しかし撮影のエキストラが足りなくなるというトラブルが発生。『生徒会にエキストラの依頼が来ている』ということを友人で副会長のるんちゃんから聞き、日奈々は参加を決意。ここでちょっとぶつかった人が綾瀬さん。
ちょっとベタだが、ここの撮影シーンはシュールだろうな。『撮影シーンを撮影している』って状況だからな。だがこれで『普段はスクリーン内でしか見られないヒーローとの接点』ができたわけだ。
そうそう♪しかし、綾瀬さんにも曲者なところがあって、『実はお尻フェチ』(笑)放課後、ベランダからチアリーディング部を眺めて『JKのむちむちのケツはたまらん』と言っているところを、偶然日奈々に見られてしまうよ。動揺した日奈々は思いっきりズッコケてパンツも見られてしまい、恥ずかしさのあまり、そのまま退散。
まさか『パンツを見たから好きになった』みてーなチープな感じにはしねぇだろうな(笑)
それは逆にネタすぎて、視聴者も困るよね!
ある日映画を見に行く途中、ゲーセンのクレーンゲームで、妹の好きそうなぬいぐるみを見つけた日奈々は、取れるか挑戦。しかし、有り金全部溶かしてしまい、残り100円になったところで、先日のやりとりで日奈々を覚えていた綾瀬さんが登場。彼の助言で見事にぬいぐるみをゲット!
しかし、日奈々がびっくりして『綾瀬さんなんでここにいるの』と大きい声で叫んでしまい、バレるとやばいので少し離れたお寺まで脱出。その後はお礼を言って映画館に向かうけど、日奈々の靴のソールがはがれていたことを、綾瀬さんが神の洞察力で発見。映画館まで追いかけて一緒に映画をみつつ、日奈々は靴も貸してもらって、さらにお互いの新たな一面を知れて、この日は平和に終了。
お互いの新たな一面を確認した、の内容としては
『綾瀬がチャラい芸能人と思っていたが、親切・俳優をやっているだけあって、映画をまじめに研究(日奈々)』
『日奈々に堅物な印象があったが、恋愛映画好き&ちょっとむっつり(綾瀬)』
などだろう。
なお、この映画館は、キーになる場面でたびたび登場しているから、チェックしておくべきポイントといえるな。
ああ、確かに!二人の関係に大きな変化があるときは、この映画館が舞台になってるよね!
で、その後、まだロケが続いていた学校で、日奈々のクラスに突然、綾瀬さんが登場。目的は『修理しておいた靴を返す』だったけど、ポジションが『跪いて履かせる』だったため、見ていたみんながびっくり。特に先生が大興奮。しかしこれで、つるんでる友達(るんちゃん・あーちゃん)&クラスのみんなに、『この二人の間になにかがあった』と気づかれることに。
綾瀬、タイミング的には最悪だけど、実は律儀で真面目なやつだったな(笑)
映画ゼロキス(午前0時、キスしに来てよ)あらすじ2~ライバル登場なども乗り越えて仲良くなる二人
そんな感じで、綾瀬さんに電話番号をこっそり教えてもらっていた日奈々は、(途中、電話に出ない事件とかあったけど)おうちデートができることに。景色が良い高層マンションでごはんを食べたり、一緒に映画をみたりしてくつろぐことができたよ。綾瀬さんはこの時点で日奈々を完全に信頼しているので、合鍵も渡す形に。
途中マネージャーに見つかって説教されたりするけど、『次の映画の仕事はピアニストの役→昔ピアノをやっていた日奈々に、楽譜の添削とかして教えてもらう』みたいに、より親密に。
こいつ、むっちゃ高そうなマンション住んでるな。ロケ期間の賃料でも、がっつり金取られてそう(笑)
なお、ここで添削していた曲は、革命のエチュード (Etude Op.10 No.12:フレデリック・フランソワ・ショパン)のようだ。デイミアン・チャゼルは、映画ララランドにおいて、ライアン・ゴズリングに実際にピアノを弾かせたが、曲は『Mia & Sebastian’s theme』などだ。こういう曲を俳優に弾かせる監督は、まさに鬼畜である(笑)
確かに、セブさん弾いてたね!でもショパンは無理そう(笑)
その途中も順風満帆だったわけではなく、ライバル絡みのトラブルも多数。たとえば『幼馴染のあーちゃんの花屋を手伝っているとき、花の配達先が綾瀬さんのロケ地→ドラマのシーンとはいえ、元カノ・内田柊とのキスシーンを見てしまって退散』とか・・・
なんだよ、そのPAMELAHの歌詞みたいな展開は(笑)
知らないよそのバンド(笑)
あとは、せっかく合鍵借りたのに、綾瀬さんのマンション行ったら柊が『よりを戻そう』的な話をしていたりとか・・
ここら辺は、気まずい系の展開が多かったな。
まあ、気まずいといえば『あーちゃん&綾瀬さん・誕生会ではちあわせ』も、なかなか気まずい感じだったよね(笑)
おまけに、綾瀬に一瞬で『お前日奈々を好きなんだろ』って気づかれてるしな(笑)
映画ゼロキス(午前0時、キスしに来てよ)あらすじ3~遊園地貸切デートとかファンタジックな展開から、付き合ってるのをマスコミにすっぱ抜かれてお別れへ
そんな感じで交際が続いていったある日、綾瀬さんは誕生日プレゼントに遊園地デートを提案。しかも貸切というファンタジックな展開。
夜には家庭の用事があるから帰らなければいけないけれど、思いっきり楽しんだ様子。わりと『手を引いてダッシュするシーン』が多いねこの映画!
そして、そういったのを支えていたのは、口では厳しく言ってたマネージャーだったり(笑)
マネージャー、着ぐるみ着て案内とか、貸切費用の会計処理とか、いろいろ大変だったんだろうな(笑)
汗だくでぐったりしてるしね(笑)
でも、王道ってことからここで終わると思いきや、マスコミに交際をすっぱ抜かれて自体は急転。
綾瀬さんがわは『マスコミに交際しない宣言fax&謝罪会見(立場上JKだから、社会的にまずい)』、日奈々がわは『学校で噂になりすぎてストレスmax』みたいな状況に。マネージャーからも『過去の出来事(喉をやられてアイドルユニット抜けているから、俳優はきちんとやらせたい)』の話と、『交際解消のお願い』をされ、泣く泣くお別れしたままエピローグへ。
ここ、『どうせ謝罪会見で告るんだろ』と思っていたら、違ったわ。
ちなみに綾瀬と日奈々がお別れしたところも、また映画館だったな。
まだ『スクリーンの向こうと、現実』みたいな関係だったんだよ。
****warning!ネタバレ警告!****
****warning!ネタバレ警告!****
なお、以下には物語の結末にかかわる、重要なネタバレが含まれるぞ。
劇場版をまだ見ていない・自分で見て知りたい、などの場合は、ブラウザバックで戻って、見おわってから読んでくれ。
よろしくお願いしますね!
以下ネタバレ・感想含みます。
映画ゼロキス(午前0時、キスしに来てよ)の結末は?
で、『お別れしたまま、ぶん投げで数年後のエピローグ突入』とか『俳優とピアノやってる子の恋模様』とかって、『LA LA LANDかよっ!』って思うじゃーん?(笑)
展開的には、デイミアン・チャゼル監督より こっちの原作者や制作スタッフの方が『映画とか好き』な感じはするし、ジャンル的にもさすがにそんな雑エンドはねーだろうと思うけどな。なによりも『デイミアン・チャゼルのクローズドな作風よりも、ゼロキスの方がまわりの仲間の働きかけ』が効いている。
そう!そんなまわりの仲間の働きかけが、エピローグでも爆発!
3年後、綾瀬さんは俳優としてブレイクし、カンヌとかヴェネチアみたいなバルセロナの映画祭で受賞(実際に、シッチェス・カタロニア国際映画祭というのがある)。日奈々は綾瀬さんの言葉&ピアニスト役で出た映画に突き動かされ、音大へ。
受賞祝賀会の日に、大量のファンレターのなかに、気まずいシーンで面識ができていたあーちゃんから『日奈々誕生日用の映画チケット』が届いていて、察した綾瀬さんは、マネージャーが変な歌を歌っている隙に祝賀会を脱出。
午前0時、映画のレイトショーが終わるころ、綾瀬さんと日奈々は再会できて『付き合っても文句いわれねーような男になろうと思っていた』と、昔のラブコメミュージカル映画みたいに、キスしてハッピーエンドって感じ。
おお、あーちゃん&マネージャー、good jobだ!!
しかも最終シーンでは、シアター内でなく『シアターから出てきてから』みたいなのもすげーお洒落だ!まさかこの手の映画で、展開や演出でびっくりすることになろうとは思わなかった(笑)
そんな感じで、午前0時、映画のレイトショーが終わるころ、スクリーン内じゃなく手が届く対等の存在として再会する形で、がっつりタイトル回収もokでした!