更新日: 2021年09月19日

【映画HELLO WORLD/ネタばれ感想追記あり】ハイスピードSF青春ラブストーリー!情報量が多いので、キャラや設定を予習しよう

【映画HELLO WORLD/ネタばれ感想追記あり】ハイスピードSF青春ラブストーリー!情報量が多いので、キャラや設定を予習しよう

(*・ω・*)o
おつかれMGさん、近々公開の映画で、気になったのがあったんだけど~。
予告編見てて難しそうなところがあったから、ちょっとサイトで取り上げて欲しいんだよね~。


(〃゚3゚〃)
おーngちゃんか、映画の話題とは珍しいな。何て言う作品だ?


(*・ω・*)o
2019年9月20日公開の『HELLO WORLD』って映画なんだけど。ちょっと知ってるキャストさんがいたからね。
ただ、世界観みたいなのが難しくて。あと、変なオチもありそうだし(笑)


(〃゚3゚〃)
おっと、なかなか『マーケティング的に反応できる層』と『物語の構造をおさえられる層』にズレがありそうな作品を持ってきたな~(笑)しかし、この作品はメディアミックス企画で、映画に先行して『コミック版・小説版』がでてるので、その情報も踏まえながら予習してみるか。


(*・ω・*)o
情報量多そうだし、よろしくね!


この記事の目次

映画『HELLO WORLD』予告編/データ

■スタッフ
監督:伊藤智彦
脚本:野﨑まど
キャラクターデザイン:堀口悠紀子
音楽:2027Sound
アニメーション制作:グラフィニカ
主題歌:「新世界」OKAMOTO’S・Official髭男dism「イエスタデイ」・Nulbarich「Lost Game」

■キャスト
堅書直実:北村匠海
カタガキナオミ / 先生:松坂桃李 
一行瑠璃:浜辺美波 
勘解由小路三鈴:福原遥 
徐 依依:寿美菜子 
カラス:釘宮理恵 
千古 恒久:子安武人

■公式サイト


■コミック版HELLO WORLD
(ジャンププラス)


■コミック版:はろー(らぶこめ)わーるど
(スピンオフ/ジャンププラス)

映画『HELLO WORLD』の、主要登場人物は?

堅書直実(かたがきなおみ:CV北村匠海)

(*・ω・*)o
では登場キャラ見ていくよ。主人公の本好きおとなしい系男子高校生・直実は、北村匠海さんが担当。
実写版キミスイ(高校時代の僕・春樹)などでもおなじみで、2020年はふりふら(思い、思われ、ふり、ふられ)もひかえているよね。


(〃゚3゚〃)
北村さん実は、今年の映画だと『君は月夜に光り輝く』にも出てるんだよな。これもたぶん『ヒロイン死んじゃう系』だ。
HELLO WORLDでもそーいう展開が来るかもしれんので、信頼感があるというか。


カタガキナオミ / 先生(CV:松坂桃李)

(*・ω・*)o
そして、10年後の未来から来たと、ドラえもんみたいなことを言う青年バージョンのナオミは、松坂桃李さんが担当。
松坂さんは、あなたの大好きな実写ガッチャマンで、大鷲の健を担当していたよね(笑)


(〃゚3゚〃)
誰が好きだ(笑)ガッチャマンは確かにクソっぽかったけど(笑)、脚本や演出・剛力さんが微妙なだけで、彼はがんばってたとおもうぞ。青年バージョンのナオミも、結構声の雰囲気はあってるな!


一行瑠璃(いちぎょうるり・CV:浜辺美波)

(*・ω・*)o
女性主人公っぽいキャラ・一行さんは、浜辺美波さんが担当。直実役の北村匠海さんとは実写版キミスイでも共演(浜辺美波は桜良役)し、こちらもふりふらにも出演するよ!


(〃゚3゚〃)
なんかもう、キミスイにしかみえね~な。こういうポジションで登場した時点で死亡フラグがtrueになるな(笑)


からす(釘宮理恵)

(*・ω・*)o
マスコットキャラっぽいからすも、キーになりそうだよね。なんで足が3本あるの?


(〃゚3゚〃)
おそらく、日本神話などに出てくる八咫烏(やたがらす)をモチーフにしたからだと思われる。ちなみにサッカー日本代表のエンブレムなどにも使われているらしいぞ。コミック版でちょっと読んだのだが、マスコットキャラだけでなく、能力発動デバイスとしても使われる。


映画『HELLO WORLD』ちょっと見てみようかなってなったポイントは?

アニメファンじゃなくてもとっつきやすいキャスティング

(*・ω・*)o
この映画を見てみようかな~って思ったポイントだけど、わたし的にはキャスティングだったかな。『実写版キミスイ』や『ふりふら』つながりだったけど、普段アニメ見てないから、こういうキャスティングの方が知ってる方が出ていて、とっつきやすいというか。


(〃゚3゚〃)
確かにな。これは監督さんもオフィシャル上で『まーた職業声優でない俳優ばかりっていうかもしれませんが』といっているので、狙ってただろうな(笑)こういうキャスティングのおかげで、俺らみたいな層はこの映画を発見できたわけだ。
だが、キャスティングのせいかしらんが、図書室のシーンとかはむっちゃデジャヴ(既視感)感じてる(笑)


(*・ω・*)o
まあそこは、テンプレってことで(笑)


OKAMOTO’S の主題歌『新世界』が、今までと違う、セツナキャッチーでスピード感のあるタイプ

(*・ω・*)o
予告編でも流れていたOKAMOTO’Sの『新世界』って曲が、レコチョクで配信されてたから聞いてみたんだけど、いい感じだね!このバンド知ってる?


■OKAMOTO’Sの『新世界』
レコチョクページ

(〃゚3゚〃)
OKAMOTO’Sは知ってるぞ。このバンドっていうと、洋楽ロックみたいな感じの音で、楽器専門誌や音楽ニュースサイトではよく取り上げられているんだが、『バンドマン・ガチな音楽ファンの中では知名度が高いものの、一般の人はぶっちゃけ知らない』みたいな印象があった。
俺もこの曲を聴くまでは、youtubeで他の曲を聴いても正直気にしていなかったが、今回の曲はキャッチーでよかったぞ!


(*・ω・*)o
セツナキャッチーでスピード感のあるロックは、映画にもぴったりだね!





映画HELLO WORLDで、おさえておきたい設定・世界観など

なぜ『登場人物がデータである』といわれるのか?(クロニクル京都計画・量子コンピューターアルタラによる仮想世界の入れ子構造)

(*・ω・*)o
MGさん、ちょっと質問なんだけど、予告編を見ていて『自分たちが、現実世界の記録(データ)だった』みたいな文面がでてくるんだけど、これってどういうことなのかな?
現実世界を元にした仮想世界で、オンラインゲームのアバターみたいなキャラが活躍する映画なのかな?


(〃゚3゚〃)
近いな。予告編で触れられていないが、コミックや小説には『クロニクル京都計画』という、『京都の町の地理だけでなく、起こった出来事や人物の行動なども、細かく記録に残す』計画が行われていることが記されている。それが記憶されているのが、作中に出てくる量子コンピューターアルタラだ。そのコンピュータに記録された時代の仮想世界で存在しているということを、10年後から来たというナオミがばらすんだがな。


(*・ω・*)o
googleマップに、本物と同じ解像度の3D映像と、細かい行動履歴記録がされるみたいな感じかな。ちょっとやだけどね(笑)
ナオミが10年後から来たみたいなことは、時間移動の要素もあるのかな?


(〃゚3゚〃)
これは俺の予想なんだが、ドラえもんとか君の名はみたいに、時間を越えた移動はしていないと考えられる。コンピュータの記録ということなので、『過去バージョンの世界に、キャラデータを送った』みたいな感じだろうな。

例えるなら『PC内マイコンピュータにDドライブがある。そのなかに2037年の状態の京都があって、そのバージョンのバックアップファイル・および過去バージョン(作中では2027)に、ナオミという人物データが送られた』みたいな感じだろうか。おそらくこの世界は、そういった入れ子構造になっている可能性があるな。


(*・ω・*)o
ああなるほど、それだと『2060年くらいから複数の過去バージョンをコンピューターで操作している人間』がいれば、だれも時間移動してないからタイムパラドックスは起こらないね!
オチはもちろん『2060年くらいに、カップラーメン一人で食べながら、コンピュータで過去を振り返っているナオミおじいちゃん』で決まりだね(笑)


(〃゚3゚〃)
そういうドラゴンクエスト・ユアストーリーみたいな切ないオチは勘弁していただきたい(笑)


普通の高校生っぽい直実が、バトル系っぽい能力を使えるのはなぜ?

(*・ω・*)o
あと、最初はキミスイみたいな青春ストーリーかと思っていたんだけど、予告編の中では、『稲妻を手から放ったり、捻じ曲げたりするような、能力バトルものっぽい描写』が見られたんだけど、こういうのはどうやって使っているのかな?


(〃゚3゚〃)
実は2037バージョンのナオミより『この世界はデータである』というネタばらしがあったことを押さえておくと能力も理解しやすい。
これはナオミが持ってきた手袋型デバイス『神の手(グッドデザイン)』に由来する。この手袋は普段はカラスの姿をしているが、手に装着して能力を発動すると『アルタラ内のデータを書き換える』ことができる。
たとえばこの画像の場合だと『雷が発生したというデータに書き換える』『雷が落ちた場所の座標データを書き換えてひん曲げる』みたいな感じに取れる。コミックに書いてある説明だと、『単純なものを消したり発生させたりは簡単だが、生き物をレンダリングしたりするのは無理』だとのことだ。


(*・ω・*)o
さすがにゲーム内だったら、うちらも『アイテムを合成で生み出したり、炎や光を放ったり、空を高速移動できたり』するもんね~。
ヴァーチャル世界で神になってもね~(笑)


(〃゚3゚〃)
そこはきちんと『映画内での現実世界がオチに出てくること』を祈ろうではないか(笑)


2037バージョンのナオミが、2027バージョンの世界に送り込まれた理由とは?

(*・ω・*)o
で、2037バージョンのナオミは、2027バージョン直実の世話を焼いてくれるような描写がちょくちょく見られるんだけど、これはきっとなんか企んでるよね?去年見た『くるみ割り人形と秘密の王国』のシュガープラムもそんな感じだったしさー。


(〃゚3゚〃)
こいつが黒幕っぽい感じがしないでもないが(ミスリードかもしれんし)・・・、ヤバいことをしようとしているのは確かだ。
コミック・小説からの情報になるが、彼は『一行さんが花火の日に雷に打たれて倒れた、という歴史を改ざんする』という狙いがあるようだ。
さきほど出た稲妻をひん曲げている画像も、京都・喜撰橋上で、能力で守るよう仕向けているのかもしれん。
あとは、こういうシーンで橋からダッシュで逃げてるのも、一行さんが雷に打たれないようにするためだろうな。


(*・ω・*)o
ちなみに、ここで落とした本を・・・


(〃゚3゚〃)
エンディングで回収!するかな~(笑)


世界崩壊が何故起きるのか?

(*・ω・*)o
予告編では、世界が崩壊していくようなシーンがいくつか見られたよね。データ世界だってことは、『ドラゴンクエスト ユアストーリー』のミルドラースみたいに、ウイルスが送り込まれたのかな?


(〃゚3゚〃)
『ドラゴンクエスト ユアストーリー』見たときに、HELLO WORLD予告も流れていたから、関連性をもってみちゃうんだよな(笑)
つーか、ウイルスみたいなことをしているのは、実はナオミだろ。記録を勝手に改ざんとか、むっちゃ不正行為っぽいし


(*・ω・*)o
確かに(笑)
で、不正な改ざん行為でデータがぐっちゃぐちゃになっちゃったら・・・


(〃゚3゚〃)
スキャン・エラーバージョンの消去・正しいバージョンの再インストールやリカバリー(笑)


(*・ω・*)o
パソコンじゃん(笑)


気になるせりふ『僕は主人公じゃない。』何かの伏線となるか?

(〃゚3゚〃)
あとは、予告編でなくてコミック版からなのだが、直実が非常に気になるせりふを話していた点にも注目したい。
『僕は主人公じゃない。』『現実の僕はただのエキストラ』などだな。
しょっぱなから『データ内世界』というネタバラしがされるので、メタっぽいせりふがでるのはわかるんだが、ちょっと引っかかってな。


(*・ω・*)o
データ内世界であることは認識してるけど、HELLO WORLDっていう物語の世界であることは認識していないはず』だもんね。実は主人公はナオミなんじゃないの?


(〃゚3゚〃)
俺はナオミは、ヴィラン役だと思うけどな~(笑)


(*・ω・*)o
自分と自分が争いあう物語ってのも、斬新だね(笑)


(〃゚3゚〃)

****warning!ネタバレ警告!****

****warning!ネタバレ警告!****

なお、以下には物語の結末にかかわる、重要なネタバレが含まれるぞ。

劇場版をまだ見ていない・自分で見て知りたい、などの場合は、ブラウザバックで戻って、見おわってから読んでくれ。


(*・ω・*)o

よろしくお願いしますね!

以下ネタバレ・感想含みます。


映画HELLO WORLD 見終わってからの、ネタばれ・感想を含むポイント(キーになるキャラ・ナオミの真の目的・敵対勢力・結末etc)

(〃゚3゚〃)
それでは、映画HELLO WORLDを見終わったところで、それを踏まえてサイト上で語ってみるか。
つーか、90分で展開をぶちこみまくる、いろいろとやべぇ作品だったな(笑)


(*・ω・*)o
だねー、キャストでキミスイ期待した層は、展開スピードや情報量で置きざりにされるんじゃないかって思ったよ。
何個か、見た後でも気になってる点があるんで、聞いていいかな?
(〃゚3゚〃)
俺もある程度、サイトやコミックで調査していったから、なんとかついていけたものの、初見だったら確実に置きざりだったな
ちょっと、その気になった点を確認していってみるか。


勘解由小路(かでのこうじ)さんがウザキャラだった件(笑)ラブコメちゃかし要員以外の、物語へのかかわり方は?

(*・ω・*)o
勘解由小路(かでのこうじ)さん、わりとウザキャラだったね~(笑)
学校内で一行さんと直実がイイ感じになるところは、わりと影で見てたり、ちゃかしたりするし。彼女は物語の本質にはかかわってこないの?


(〃゚3゚〃)
直実の妄想に『水着・上半身裸・手ブラ』で登場することから、おいろけ要員・またはラブコメちゃかし要員としてだけ考えていた。しかし、古本市の日にコスプレさせたりとか、キーになるタイミングで陰から見てたりすることから、『アルタラ上位バージョン世界からの干渉』を受けていた可能性が高い。
映画本編ではないが、スピンオフ小説『HELLO WORLD if ー勘解由小路三鈴は世界で最初の失恋をするー』もでているので、こちらで確認できるだろう。


(*・ω・*)o
本編じゃないのか~、なんか追加ダウンロード商法って感じ(笑)


(〃゚3゚〃)
あの密度で、さらに尺を伸ばして勘解由小路さんエピソードまで入れたら、視聴者の頭がパンクするだろが(笑)


ナオミの真の目的とは?なぜ、一行さんは拒絶したのか?

(*・ω・*)o
花火の日に落雷の危機を乗り越えたと思ったら、ナオミは一行さんを転送しちゃったよね?『器と中身の同調』とか変なことを言って。あれってどういうこと?


(〃゚3゚〃)
ここを押さえておかないと、おそらくオチが理解できないだろう。一行さんは2037バージョンの世界では雷に打たれて寝たきりになっていて、ナオミは過去の2027バージョンの一行さんのデータを移植して、脳機能を復活させようと考えたわけだ
これはかなりの荒療法で、現実で実現するには『双方向のブレイン・コンピュータ・インターフェース技術』が必要だ(脳波を検知してデバイスやデータに反映させるだけでなく、コンピューターから脳に送れるようにするなど)。
『器と中身の同調』ってのは、作中で感情値を測定している描写があったので、そのパラメーターを当時の状況と同じ状況にしてやらないと、うまくデータが移植できないってことだと思われる。これで2037バージョンの世界では、一行さんが目覚めることになる。


(*・ω・*)o
でも、ちゅーしようとしたら『堅書さんじゃない!』っていわれていたよね。あれはなぜなの?


(〃゚3゚〃)
ナオミが栞を出したときのせりふ『花火大会のときに拾って~』だとおもうな。というのも、2027バージョンでは、花火大会には大事をとって行かなかった(無理やり敵につれだされただけ)。中身が2027バージョンになっている一行さんは、このことに違和感を感じただろう。
しかし、崩壊する世界の穴に飛び込んで2037バージョンの世界に到達した直実の『元の世界に帰ろう』には納得していたな。


(*・ω・*)o
でも、特定座標から元の世界に帰るときは、ナオミにたいしてもちょっと名残惜しそうだったよね。


(〃゚3゚〃)
ここ、ちょっと切なかったよな。


物語中の敵対勢力は?なぜ、一行さんや直実を抹殺しようとするのか?

(*・ω・*)o
途中でちょこちょこ、敵対勢力と思われる、狐のお面の作業員が出てきたよね。修復システムってことらしいんだけど、修復ならなぜ、一行さんや直実を抹殺しようとするのかな?


(〃゚3゚〃)
アルタラ内の、元のデータとの整合性が取れない要素を排除するためだな。『2027の7月3日以降、一行さんが生存しているのはおかしい』とか、『ひとつの時代に堅書直実が二人いる』などの要素が、データ上は異物と判定され、抹殺の対象となる
最後のほうでは暴走して町ぶっ壊したりしてるけど、こいつらもプログラム上の命令にしたがってるだけで、悪意はないだろう。


(*・ω・*)o
まーでも、全部ナオミさんのせいですよね(笑)


オチの意味とは?どちらの直実(ナオミ)も一行さんと良い感じになったのか?完全なるハッピーエンドなのか?

(*・ω・*)o
オチ予想は『2060年くらいに、カップラーメン一人で食べながら、コンピュータで過去を振り返っているナオミおじいちゃん』だったけど、見事に外れたねー!まさか一行さんが、月面移住できるような、さらに未来の現実世界から操作していて、ナオミさんが寝たきりだったなんて。
この3層構造の一番上、エンディングの現実世界について、伏線めいたものはあるのかな?


(〃゚3゚〃)
これは、かなり注意してみないと、初見では見逃すレベルだろう。だが、あるっちゃある。
たとえば、『女性の声で喋るカラスが後半でる』とか、『ナオミはアルタラアクセス実験中に、スーツ熱で背中を火傷&片足が動かなくなるなどの負傷はしたが、背中にコンピューター熱の火傷とは思えない、デカい傷がある』などだろう。俺の予想では、一行さんをかばって雷を食らったのはナオミだろうと思われる。


(*・ω・*)o
なるほど~、じゃあ後半クライマックスで、修復システムの攻撃から直実をかばって串刺しになり、『俺を神の手(グッドデザイン)で消せ!そうすればこいつらは停止する!』って言ってたときのナオミさんの精神状態だと・・・


(〃゚3゚〃)
感情パラメーター値が当時と一緒なので、『器と中身の同調が可能、移植して脳機能を回復させることができる』ってことだろうな!

『同じ行動をした』『同じ精神状態だった』というのも、『ナオミが一行さんをかばって雷をくらったことの伏線』になりそうだ。

これにより『2027バージョン世界はどちらも生存する新しい時間軸の世界を生成』『2037バージョンでは二人がいない形で、平和な状態にリカバリー』『現実世界では2037バージョンを移植したナオミが目覚めて一行さんの目的達成』という、現実世界に視点をおけば完全なるハッピーエンドと断言する。



(*・ω・*)o
やったねー!未来の一行さんの後ろに、感情値を測定しているグラフみたいなのがあるから、それっぽいね!
でも、スマホもうまく使えない一行さんが研究者になってるところなんかは、youtubeとかで見れる『ドラえもん最終回(のび太がロボット工学博士となり、動かなくなったドラえもんのシステムを解析して目覚めさせる)』みたいだね!


(〃゚3゚〃)
それ公式じゃねぇけどな(笑)


(*・ω・*)o
でもやっぱり、直実くん(CV:北村匠海)一行さん(CV:浜辺美波)が、アルタラの呪縛から離れて、イイ感じに付き合っていきそうなところは(アルタラに記憶された状態だと、一行さんが死ぬことは決定する)、キミスイ勢的には感慨深いものがあるね~!



(〃゚3゚〃)
俺もそれでこの作品をチェックしたようなものだからな!
amazonプライムビデオだと、劇場アニメ版キミスイの『この作品をご覧になったお客様は次の作品もご覧になっています』に『HELLO WORLD』が出るみたいだな。
そっちじゃねーよ実写版だよ、みたいな(笑)


感想&あとがき

(〃゚3゚〃)
キャストから『キミスイみたいな、ちょっと切ないキラキラ青春恋愛アニメーション』を想定しましたが、後半の世界崩壊やバトルを含む激しい展開は、情報量が多く、初見だと置き去りにされそうな危険性がありました。
しかし、三重構造の世界観や各種設定をきちんと押さえた上で見ると理解でき、見終わったあとにすっきり帰れる作品でもあります。

キャラクターについても、『最初は自分の意思を持たない直実が、主体性を発揮』や、『怖かった一行さんが、だんだん柔らかくなる』など、魅力的に見せる描写もありました。

やや難しい内容ですが、IT技術やコンピューターなどに興味のある方だと、より楽しめるでしょう。


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